高沢寅男の発言 (大蔵委員会)
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○高沢委員 物価が上がる原因といいますか、そういう要素の見方で、たとえば昨年の暮れからことしの年頭にかけてのあの洗剤がなくなる、あるいはトイレットペーパーもなくなる、やれセメントはない、何はない、ああいうふうな情勢のころは、いわゆるデマンドプル、つまり供給が非常に不足して需要は非常に強い、こういうことで物価が狂乱的に上がっているというような説明がなされた。その後ことしの参議院選挙のあとごろになってくると、その情勢は変わった。むしろ今度の物価上昇の要因はコストプッシュであるというような議論が行なわれていると思うのですが、私としては、物価上昇の要因をそういうデマンドプルとかコストプッシュというふうな面で分析するということはインフレ問題の本質からずれているとは思うのですが、しかし、そういう議論が現実に自民党なり政府のほうにあるとすれば、いまの物価上昇の要因、これは一体デマンドプルというふうに見られるのか、あるいはコストプッシュというふうに見られるのか、その見方によって当然総需要抑制政策というこの政策の運用も変わらなければならぬと私は思うのですが、そこを大臣はどういうふうにごらんになっていますか。