島本虎三の発言 (公害対策並びに環境保全特別委員会)

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○島本委員 わかりました。念のためにもう一回言っておきます。「開発は総合的な配慮のもとで慎重に進められなければならない。それはいかなる理由による場合でも、自然環境の保全に優先するものではない。」二回言いましたが、これを忘れないようにして、行政の中にこれを取り入れてください。それを約束いたしましたから、確認いたします。全委員も聞いておりますから。
 では次に伺いますが、これは五十一年規制の問題です。具体的問題の第二としてこれを伺うわけですが、いま光化学スモッグや大気汚染に悩む国民にとって、健康と良好な生活環境を確保するための必要最低限度の施策、それが五十一年規制である、こういうふうにわれわれ考えてやってまいりました。ところが、環境庁は自動車メーカーなどの業界の要求に押されて、八月に中公審に再び諮問をし直したという事態がございました。五十一年度の規制を大幅に後退させる暫定値の答申、こういうふうなものもいま出されるような状態にあるわけであります。これは国民としてはまことに納得できない問題であろうと思います。
 したがって、もしこれをやる場合には重大な問題が起きるのではないか、こう思われます。五十一年規制では、これは東京都、大阪府をはじめとしてすでに環境管理計画をつくっております。それと同時に、運用計画をいま練っている最中であります。もし一方的に後退さるせような告示をし、それによって運用しようとすれば、地方自治法一条、二条にきられておるところの地方自治の原則にこれは違反することになるおそれがあるわけであります。この点等についても十分心しなければならないと思いますが、五十一年規制に対しましての大臣の決意を聞かしてもらいます。

発言情報

speech_id: 107404209X00319741224_015

発言者: 島本虎三

speaker_id: 2814

日付: 1974-12-24

院: 衆議院

会議名: 公害対策並びに環境保全特別委員会