公害対策並びに環境保全特別委員会
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会
会議録情報#0
昭和四十九年十二月二十四日(火曜日)
午前十時五十五分開議
出席委員
委員長 角屋堅次郎君
理事 坂本三十次君 理事 登坂重次郎君
理事 林 義郎君 理事 島本 虎三君
理事 土井たか子君 理事 木下 元二君
大石 千八君 田中 覚君
戸井田三郎君 橋本龍太郎君
岩垂寿喜男君 小林 信一君
馬場 昇君 米原 昶君
岡本 富夫君 坂口 力君
折小野良一君
出席国務大臣
国 務 大 臣
(環境庁長官) 小沢 辰男君
出席政府委員
環境庁長官官房
長 信澤 清君
環境庁企画調整
局長 城戸 謙次君
環境庁自然保護
局長 柳瀬 孝吉君
環境庁大気保全
局長 春日 斉君
環境庁水質保全
局長 大場 敏彦君
資源エネルギー
庁石油部長 左近友三郎君
委員外の出席者
環境庁企画調整
局環境保健部長 橋本 道夫君
環境庁大気保全
局自動車公害課
長 小林 育夫君
厚生省環境衛生
局水道環境部計
画課長 山崎 卓君
林野庁指導部長 藍原 義邦君
水産庁研究開発
部漁場保全課長 山内 静夫君
資源エネルギー
庁石油部精製流
通課長 松村 克之君
海上保安庁警備
救難監 船谷 近夫君
消防庁予防課長 永瀬 章君
日本国有鉄道常
務理事 山岸 勘六君
特別委員会調査
室長 綿貫 敏行君
―――――――――――――
委員の異動
十二月二十四日
辞任 補欠選任
佐野 憲治君 馬場 昇君
回目
辞任 補欠選任
馬場 昇君 佐野 憲治君
―――――――――――――
十二月十八日
公害行政の改善に関する請願外二件(岩垂寿喜
男君紹介)(第五二五号)
自動車の五十一年度排出ガス規制緩和に関する
請願(楢橋進君紹介)(第六九六号)
水俣病患者の救済に関する請願(米原昶君紹
介)(第八六七号)
同月二十日
自動車排出ガス規制の完全実施に関する請願
(坂本三十次君紹介)(第一七五五号)
同外一件(土井たか子君紹介)(第二一四三
号)
同月二十一日
自動車排出ガス規制の完全実施に関する請願外
一件(島本虎三君紹介)(第二五三一号)
は本委員会に付託された。
―――――――――――――
十二月二十一日
富士地域環境保全整備特別措置法制定に関する
陳情書
(第一五〇号)
自動車排出ガス規制の完全実施に関する陳情書
(第
一五一号)
ガソリン無鉛化対策の推進等に関する陳情書
(第一五二号)
自然環境破壊の長良川河口堰建設事業反対に関
する陳情書
(第一五三
号)
は本委員会に参考送付された。
―――――――――――――
本日の会議に付した案件
閉会中審査に関する件
公害対策並びに環境保全に関する件(大気汚染
及び水質汚濁対策等)
請 願
一 公害行政の改善に関する請願外三件(
岩垂寿喜男君紹介)(第一五二号)
二 同(中路雅弘君紹介)(第一五三号)
三 自動車排出ガス規制の完全実施に関す
る請願(木下元二君紹介)(第一五四
号)
四 同(米原昶君紹介)(第一五五号)
五 同(米原昶君紹介)(第二九三号)
六 公害行政の改善に関する請願外一件(
岩垂寿喜男君紹介)(第二九四号)
七 同(岡本富夫君紹介)(第四五一号)
八 同(坂口力君紹介)(第四五二号)
九 同(広沢直樹君紹介)(第四五三号)
一〇 同外二件(岩垂寿喜男君紹介)(第五
二五号)
一一 自動車の五十一年度排出ガス規制緩和
に関する請願(楢橋進君紹介)(第六
九六号)
一二 水俣病患者の救済に関する請願(米原
昶君紹介)(第八六七号)
一三 自動車排出ガス規制の完全実施に関す
る請願(坂本三十次君紹介)(第一七
五五号)
一四 同外一件(土井たか子君紹介)(第二
一四三号)
一五 同外一件(島本虎三君紹介)(第二五
三一号)
――――◇―――――
この発言だけを見る →午前十時五十五分開議
出席委員
委員長 角屋堅次郎君
理事 坂本三十次君 理事 登坂重次郎君
理事 林 義郎君 理事 島本 虎三君
理事 土井たか子君 理事 木下 元二君
大石 千八君 田中 覚君
戸井田三郎君 橋本龍太郎君
岩垂寿喜男君 小林 信一君
馬場 昇君 米原 昶君
岡本 富夫君 坂口 力君
折小野良一君
出席国務大臣
国 務 大 臣
(環境庁長官) 小沢 辰男君
出席政府委員
環境庁長官官房
長 信澤 清君
環境庁企画調整
局長 城戸 謙次君
環境庁自然保護
局長 柳瀬 孝吉君
環境庁大気保全
局長 春日 斉君
環境庁水質保全
局長 大場 敏彦君
資源エネルギー
庁石油部長 左近友三郎君
委員外の出席者
環境庁企画調整
局環境保健部長 橋本 道夫君
環境庁大気保全
局自動車公害課
長 小林 育夫君
厚生省環境衛生
局水道環境部計
画課長 山崎 卓君
林野庁指導部長 藍原 義邦君
水産庁研究開発
部漁場保全課長 山内 静夫君
資源エネルギー
庁石油部精製流
通課長 松村 克之君
海上保安庁警備
救難監 船谷 近夫君
消防庁予防課長 永瀬 章君
日本国有鉄道常
務理事 山岸 勘六君
特別委員会調査
室長 綿貫 敏行君
―――――――――――――
委員の異動
十二月二十四日
辞任 補欠選任
佐野 憲治君 馬場 昇君
回目
辞任 補欠選任
馬場 昇君 佐野 憲治君
―――――――――――――
十二月十八日
公害行政の改善に関する請願外二件(岩垂寿喜
男君紹介)(第五二五号)
自動車の五十一年度排出ガス規制緩和に関する
請願(楢橋進君紹介)(第六九六号)
水俣病患者の救済に関する請願(米原昶君紹
介)(第八六七号)
同月二十日
自動車排出ガス規制の完全実施に関する請願
(坂本三十次君紹介)(第一七五五号)
同外一件(土井たか子君紹介)(第二一四三
号)
同月二十一日
自動車排出ガス規制の完全実施に関する請願外
一件(島本虎三君紹介)(第二五三一号)
は本委員会に付託された。
―――――――――――――
十二月二十一日
富士地域環境保全整備特別措置法制定に関する
陳情書
(第一五〇号)
自動車排出ガス規制の完全実施に関する陳情書
(第
一五一号)
ガソリン無鉛化対策の推進等に関する陳情書
(第一五二号)
自然環境破壊の長良川河口堰建設事業反対に関
する陳情書
(第一五三
号)
は本委員会に参考送付された。
―――――――――――――
本日の会議に付した案件
閉会中審査に関する件
公害対策並びに環境保全に関する件(大気汚染
及び水質汚濁対策等)
請 願
一 公害行政の改善に関する請願外三件(
岩垂寿喜男君紹介)(第一五二号)
二 同(中路雅弘君紹介)(第一五三号)
三 自動車排出ガス規制の完全実施に関す
る請願(木下元二君紹介)(第一五四
号)
四 同(米原昶君紹介)(第一五五号)
五 同(米原昶君紹介)(第二九三号)
六 公害行政の改善に関する請願外一件(
岩垂寿喜男君紹介)(第二九四号)
七 同(岡本富夫君紹介)(第四五一号)
八 同(坂口力君紹介)(第四五二号)
九 同(広沢直樹君紹介)(第四五三号)
一〇 同外二件(岩垂寿喜男君紹介)(第五
二五号)
一一 自動車の五十一年度排出ガス規制緩和
に関する請願(楢橋進君紹介)(第六
九六号)
一二 水俣病患者の救済に関する請願(米原
昶君紹介)(第八六七号)
一三 自動車排出ガス規制の完全実施に関す
る請願(坂本三十次君紹介)(第一七
五五号)
一四 同外一件(土井たか子君紹介)(第二
一四三号)
一五 同外一件(島本虎三君紹介)(第二五
三一号)
――――◇―――――
角
小
小沢辰男#2
○小沢国務大臣 先般、環境庁長官を拝命いたしました小沢辰男でございます。一言ごあいさつを申し上げたいと存じます。
今日、国民は公害のない快適な生活環境、美しい国土を強く求めておりまして、環境問題は政治の重要な課題の一つでございます。また、環境行政は国民の健康の保護と生活環境の保全を第一義として、清浄な大気や水やあるいは美しい自然など、豊かで恵まれた環境を確保し、これを後世の国民に伝えていくことをその最大の任務とするものでなければなりません。
私は、このような認識に立って環境行政を推進してまいる決意でありますが、具体的に施策を進めるにあたっては、第一に国民の皆さまのいろいろな要望に率直に耳を傾け、その御理解と御協力を求めながら行政を行なっていきたいと考えております。
第二には、長期的な見通しを立て、絶えず問題を先取りにいたしまして、あと追い行政におちいることのないような注意を十分していかなければならないと考えております。
当面するいろいろな問題、あるいは来年度の予算編成等につきましては、着任早々予算委員会、本会議等がございまして、まだ十分勉強いたしておりませんけれども、連日鋭意勉強させていただいておるところでございます。
ただ、総理はつい先ほどまでの環境庁長官でございますし、環境行政につきましては深い御造詣と非常に強い熱意を持っておられる方でございますので、総理の御指導も仰ぎながらこの重大な責務を全うしていきたいと考えておるわけでございます。
どうぞひとつ委員各位の、非常に練達なまた経験の深い各位でございますから、格段の御指導、御鞭撻、御協力を切にお願いをいたす次第でございます。どうぞよろしくお願いいたします。拍手
————◇—————
この発言だけを見る →今日、国民は公害のない快適な生活環境、美しい国土を強く求めておりまして、環境問題は政治の重要な課題の一つでございます。また、環境行政は国民の健康の保護と生活環境の保全を第一義として、清浄な大気や水やあるいは美しい自然など、豊かで恵まれた環境を確保し、これを後世の国民に伝えていくことをその最大の任務とするものでなければなりません。
私は、このような認識に立って環境行政を推進してまいる決意でありますが、具体的に施策を進めるにあたっては、第一に国民の皆さまのいろいろな要望に率直に耳を傾け、その御理解と御協力を求めながら行政を行なっていきたいと考えております。
第二には、長期的な見通しを立て、絶えず問題を先取りにいたしまして、あと追い行政におちいることのないような注意を十分していかなければならないと考えております。
当面するいろいろな問題、あるいは来年度の予算編成等につきましては、着任早々予算委員会、本会議等がございまして、まだ十分勉強いたしておりませんけれども、連日鋭意勉強させていただいておるところでございます。
ただ、総理はつい先ほどまでの環境庁長官でございますし、環境行政につきましては深い御造詣と非常に強い熱意を持っておられる方でございますので、総理の御指導も仰ぎながらこの重大な責務を全うしていきたいと考えておるわけでございます。
どうぞひとつ委員各位の、非常に練達なまた経験の深い各位でございますから、格段の御指導、御鞭撻、御協力を切にお願いをいたす次第でございます。どうぞよろしくお願いいたします。拍手
————◇—————
角
角屋堅次郎#3
○角屋委員長 これより請願の審査に入ります。
本委員会に付託されました請願は十五件であります。
本日の請願日程全部を議題とし、審査を進めます。
まず、審査の方法についておはかりいたします。
本請願の内容につきましては、先刻の理事会において御検討いただきましたので、紹介議員よりの説明等は省略し、直ちに採決いたしたいと存じますが、御異議ありませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
この発言だけを見る →本委員会に付託されました請願は十五件であります。
本日の請願日程全部を議題とし、審査を進めます。
まず、審査の方法についておはかりいたします。
本請願の内容につきましては、先刻の理事会において御検討いただきましたので、紹介議員よりの説明等は省略し、直ちに採決いたしたいと存じますが、御異議ありませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
角
角屋堅次郎#4
○角屋委員長 御異議なしと認め、よって、さよう決しました。
採決いたします。
本日の請願日程中第一、第二、第六ないし第十及び第十二、以上の各請願は、いずれも採択の上内閣に送付すべきものと決するに御異議ありませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
この発言だけを見る →採決いたします。
本日の請願日程中第一、第二、第六ないし第十及び第十二、以上の各請願は、いずれも採択の上内閣に送付すべきものと決するに御異議ありませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
角
角屋堅次郎#5
○角屋委員長 御異議なしと認め、よって、さよう決しました。
なお、ただいま議決いたしました各請願に関する委員会報告書の作成につきましては、委員長に御一任願いたいと存じますが、御異議ありませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
この発言だけを見る →なお、ただいま議決いたしました各請願に関する委員会報告書の作成につきましては、委員長に御一任願いたいと存じますが、御異議ありませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
角
角
角屋堅次郎#7
○角屋委員長 この際、御報告申し上げます。
本委員会に参考のため送付されました陳情書は、自動車の排出ガス等による公害防止に関する陳情書外四件であります。念のため御報告申し上げます。
————◇—————
この発言だけを見る →本委員会に参考のため送付されました陳情書は、自動車の排出ガス等による公害防止に関する陳情書外四件であります。念のため御報告申し上げます。
————◇—————
角
角屋堅次郎#8
○角屋委員長 次に、閉会中審査申し出の件についておはかりいたします。
中島武敏君外一名提出の
公害対策基本法案
大気汚染防止法の一部を改正する法律案
水質汚濁防止法の一部を改正する法律案
騒音規制法の一部を改正する法律案
公害委員会法案
島本虎三君外四名提出の
環境保全基本法案
公害に係る事業者の無過失損害賠償責任等に
関する法律案
岡本富夫君外一名提出の
環境保全基本法案
並びに
公害対策並びに環境保全に関する件
以上の各件につきまして、議長に対し、閉会中審査の申し出をするに御異議ありませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
この発言だけを見る →中島武敏君外一名提出の
公害対策基本法案
大気汚染防止法の一部を改正する法律案
水質汚濁防止法の一部を改正する法律案
騒音規制法の一部を改正する法律案
公害委員会法案
島本虎三君外四名提出の
環境保全基本法案
公害に係る事業者の無過失損害賠償責任等に
関する法律案
岡本富夫君外一名提出の
環境保全基本法案
並びに
公害対策並びに環境保全に関する件
以上の各件につきまして、議長に対し、閉会中審査の申し出をするに御異議ありませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
角
角
島
島本虎三#11
○島本委員 小沢環境庁長官の就任を私どもは心から期待し、お祝いを申し上げるとともに、今後の奮闘を願ってやまない次第であります。
何代目の長官か、長官おわかりですか。あなたはちょうど六代目になるわけです。まず山中長官が暫時でありましたけれども初代であります。その後、大石長官、小山長官、三木長官、毛利長官、その次が小沢長官、こういうようなことになっております。
それで、代々この長官の場合にはジンクスがあります。うんとやるかと思ったらそうでない、うんとやるかと思ったらそうでない。あなたはちょうど上がり目の長官なんだ。したがってここであなた自身、大いにこれを自負し、大いに確信を持ってやってもらわないといけないわけです。あなたは、金脈、人脈、資産拡大のあの悪評高かった田中内閣の際には、経理局長として金庫番、そして大臣としては、建設大臣として、いわば環境破壊と取っ組んできたわけです。今度は、環境を十分に保全しなければならないという百八十度転換した大臣ということであります。ここで緊褌一番の勝負をしなければならないどたんばへ来た、こういわざるを得ないと思います。
それで、あなたは先ほど重要な課題を持っている、そうおっしゃいました。そのとおりであります。それでは大臣としては、どういうような姿勢でこれからやっていくのか。いままでやってきた日本列島改造、こういうような計画に対するいわば推進者であった。それが今度はがらっと変わって、環境保全を全面的に守らなければならないという、一つの重大な十字架をしょったわけであります。こういうような意味におきましても健闘を望んでやみません。ここで徹底的にやってもらわなければなりませんが、その覚悟はおありかどうか、まずそれを伺います。
この発言だけを見る →何代目の長官か、長官おわかりですか。あなたはちょうど六代目になるわけです。まず山中長官が暫時でありましたけれども初代であります。その後、大石長官、小山長官、三木長官、毛利長官、その次が小沢長官、こういうようなことになっております。
それで、代々この長官の場合にはジンクスがあります。うんとやるかと思ったらそうでない、うんとやるかと思ったらそうでない。あなたはちょうど上がり目の長官なんだ。したがってここであなた自身、大いにこれを自負し、大いに確信を持ってやってもらわないといけないわけです。あなたは、金脈、人脈、資産拡大のあの悪評高かった田中内閣の際には、経理局長として金庫番、そして大臣としては、建設大臣として、いわば環境破壊と取っ組んできたわけです。今度は、環境を十分に保全しなければならないという百八十度転換した大臣ということであります。ここで緊褌一番の勝負をしなければならないどたんばへ来た、こういわざるを得ないと思います。
それで、あなたは先ほど重要な課題を持っている、そうおっしゃいました。そのとおりであります。それでは大臣としては、どういうような姿勢でこれからやっていくのか。いままでやってきた日本列島改造、こういうような計画に対するいわば推進者であった。それが今度はがらっと変わって、環境保全を全面的に守らなければならないという、一つの重大な十字架をしょったわけであります。こういうような意味におきましても健闘を望んでやみません。ここで徹底的にやってもらわなければなりませんが、その覚悟はおありかどうか、まずそれを伺います。
小
小沢辰男#12
○小沢国務大臣 たいへんいいことばがございまして、君子豹変ということばがございますので、私はそこまでの君子ではございませんが、環境庁長官になりました以上は、当然環境保全を第一義と考えまして、環境保全の鬼となって人間の健康と自然を守る、これに徹していかなければならないと決意をいたしておるわけでございます。
この発言だけを見る →島
島本虎三#13
○島本委員 それならば具体的にお伺いいたします。
三木前環境庁長官が副総理として在任のころ、六月の五日、NHKホールにおきまして、副総理として出席いたしましたが、自然保護憲章、これが可決になったのであります。それはもう御存じのとおりでありますが、この崇高なる憲章、この後半には九つに分けて、具体的な問題として行政の中に取り入れる、これを長官としてはっきり言明したのです。で、その席上では、自民党を代表して現理事の登坂さん、それから社会党では私、共産党では米原胆さん、それから公明党では岡本委員です。これらの人が全部これに対して賛意を表した。そうして自民党の登坂委員が、これを実施するためには率先遂行これにつとめると言った際には満場の拍手を受けたのであります。
その項目の一つに「開発は総合的な配慮のもとで慎重に進められなければならない。それはいかなる理由による場合でも、自然環境の保全に優先するものではない。」これがあるのであります。いかなる理由の場合でも開発は自然環境保全に優先するものであってはならないのだ、これを今度行政の中にはっきり位置づけるということを、現総理であります当時の三木環境庁長官が副総理として出席して言明したのであります。当然大臣も今後はあらゆる法案、あらゆる行政の中にこれを生かさなければならない、こう思うわけです。当然これはそうあってしかるべきでありますが、これに対して大臣いかがでございます。
この発言だけを見る →三木前環境庁長官が副総理として在任のころ、六月の五日、NHKホールにおきまして、副総理として出席いたしましたが、自然保護憲章、これが可決になったのであります。それはもう御存じのとおりでありますが、この崇高なる憲章、この後半には九つに分けて、具体的な問題として行政の中に取り入れる、これを長官としてはっきり言明したのです。で、その席上では、自民党を代表して現理事の登坂さん、それから社会党では私、共産党では米原胆さん、それから公明党では岡本委員です。これらの人が全部これに対して賛意を表した。そうして自民党の登坂委員が、これを実施するためには率先遂行これにつとめると言った際には満場の拍手を受けたのであります。
その項目の一つに「開発は総合的な配慮のもとで慎重に進められなければならない。それはいかなる理由による場合でも、自然環境の保全に優先するものではない。」これがあるのであります。いかなる理由の場合でも開発は自然環境保全に優先するものであってはならないのだ、これを今度行政の中にはっきり位置づけるということを、現総理であります当時の三木環境庁長官が副総理として出席して言明したのであります。当然大臣も今後はあらゆる法案、あらゆる行政の中にこれを生かさなければならない、こう思うわけです。当然これはそうあってしかるべきでありますが、これに対して大臣いかがでございます。
小
島
島本虎三#15
○島本委員 わかりました。念のためにもう一回言っておきます。「開発は総合的な配慮のもとで慎重に進められなければならない。それはいかなる理由による場合でも、自然環境の保全に優先するものではない。」二回言いましたが、これを忘れないようにして、行政の中にこれを取り入れてください。それを約束いたしましたから、確認いたします。全委員も聞いておりますから。
では次に伺いますが、これは五十一年規制の問題です。具体的問題の第二としてこれを伺うわけですが、いま光化学スモッグや大気汚染に悩む国民にとって、健康と良好な生活環境を確保するための必要最低限度の施策、それが五十一年規制である、こういうふうにわれわれ考えてやってまいりました。ところが、環境庁は自動車メーカーなどの業界の要求に押されて、八月に中公審に再び諮問をし直したという事態がございました。五十一年度の規制を大幅に後退させる暫定値の答申、こういうふうなものもいま出されるような状態にあるわけであります。これは国民としてはまことに納得できない問題であろうと思います。
したがって、もしこれをやる場合には重大な問題が起きるのではないか、こう思われます。五十一年規制では、これは東京都、大阪府をはじめとしてすでに環境管理計画をつくっております。それと同時に、運用計画をいま練っている最中であります。もし一方的に後退さるせような告示をし、それによって運用しようとすれば、地方自治法一条、二条にきられておるところの地方自治の原則にこれは違反することになるおそれがあるわけであります。この点等についても十分心しなければならないと思いますが、五十一年規制に対しましての大臣の決意を聞かしてもらいます。
この発言だけを見る →では次に伺いますが、これは五十一年規制の問題です。具体的問題の第二としてこれを伺うわけですが、いま光化学スモッグや大気汚染に悩む国民にとって、健康と良好な生活環境を確保するための必要最低限度の施策、それが五十一年規制である、こういうふうにわれわれ考えてやってまいりました。ところが、環境庁は自動車メーカーなどの業界の要求に押されて、八月に中公審に再び諮問をし直したという事態がございました。五十一年度の規制を大幅に後退させる暫定値の答申、こういうふうなものもいま出されるような状態にあるわけであります。これは国民としてはまことに納得できない問題であろうと思います。
したがって、もしこれをやる場合には重大な問題が起きるのではないか、こう思われます。五十一年規制では、これは東京都、大阪府をはじめとしてすでに環境管理計画をつくっております。それと同時に、運用計画をいま練っている最中であります。もし一方的に後退さるせような告示をし、それによって運用しようとすれば、地方自治法一条、二条にきられておるところの地方自治の原則にこれは違反することになるおそれがあるわけであります。この点等についても十分心しなければならないと思いますが、五十一年規制に対しましての大臣の決意を聞かしてもらいます。
小
小沢辰男#16
○小沢国務大臣 私どもは、総理がたびたび本会議あるいは予算委員会でお答えをいたしておりますように、中央公害審議会の真剣な、また技術的な学問的な御検討というものを、その結果が出ました場合にはこれを尊重して行政方針をきめたい、こう申し上げておるわけでございます。この趣旨は、私も総理と全く同意見でございます。
この発言だけを見る →島
島本虎三#17
○島本委員 しかし、長官としてはもうすでに、五十一年規制の重要なる窒素酸化物のこれに対しては〇・二五という努力目標をはっきり告示してございます。しかし、現在はそれより後退しようとしておるわけです。後退させたならば、これは当然国民の健康に重大な支障を来たすわけです。現に東京都内でもこの規制を上回っているような場所がほうぼうにあるじゃありませんか。現在のままでもそうなんです。まして今後東京都としてもその他の七大都市におきましても、このままでもし推移するか、この五十一年規制、それを完全実施するのでなければ——ここに、一つの光化学スモッグだけじゃなく、また国民の健康を守るためにはどうしても自動車の規制をしなければならない、こういう状態になるわけです。そうしてまた、そういうような答申も出されているのであります。
そういうふうにした場合には、東京都だけでもまさに百数十万台減らさなければならない、乗り入れも規制しなければならない、こういうような状態になるのであります。参考人の意見を徴しましても、乗り入れ禁止というようなことは言うべくして困難である、至難である、こうさえ言っておるのであります。そういう状態だとすると、何が何でも〇・二五の窒素酸化物の規制値、これは達成しなければ国民の健康が守れない、こういうようなことになってしまうじゃありませんか。したがって……(「それはむずかしい」と呼ぶ者あり)むずかしくてもこれはやらなくてはならないのです。むずかしいからやらなくてもいいと、こういうようなところで逃げたならばだめなんであります。
ここなんであります。大臣がいま重大な関頭に立っておるというのはそういうところなんであります。これでひとつあなたはためされるわけであります。そういう答申が出たならばそれを尊重する、こういうようなことであいまいにすることは将来に悔いを残すことになる。こういうことを心配するのです。やはりどんな答申が出ても、その答申を尊重して、そして〇・二五、この規制値までやる努力はどういうふうにしておやりになるのか。その場合には規制をきちんとしなければならない、乗り入れも禁止しなければならない、こういうようなことは言うべくしてできないと自治体がいう。しかしながらそれをやれという。一体この点、責任が持てましょうか。どうでしょう。
この発言だけを見る →そういうふうにした場合には、東京都だけでもまさに百数十万台減らさなければならない、乗り入れも規制しなければならない、こういうような状態になるのであります。参考人の意見を徴しましても、乗り入れ禁止というようなことは言うべくして困難である、至難である、こうさえ言っておるのであります。そういう状態だとすると、何が何でも〇・二五の窒素酸化物の規制値、これは達成しなければ国民の健康が守れない、こういうようなことになってしまうじゃありませんか。したがって……(「それはむずかしい」と呼ぶ者あり)むずかしくてもこれはやらなくてはならないのです。むずかしいからやらなくてもいいと、こういうようなところで逃げたならばだめなんであります。
ここなんであります。大臣がいま重大な関頭に立っておるというのはそういうところなんであります。これでひとつあなたはためされるわけであります。そういう答申が出たならばそれを尊重する、こういうようなことであいまいにすることは将来に悔いを残すことになる。こういうことを心配するのです。やはりどんな答申が出ても、その答申を尊重して、そして〇・二五、この規制値までやる努力はどういうふうにしておやりになるのか。その場合には規制をきちんとしなければならない、乗り入れも禁止しなければならない、こういうようなことは言うべくしてできないと自治体がいう。しかしながらそれをやれという。一体この点、責任が持てましょうか。どうでしょう。
小
小沢辰男#18
○小沢国務大臣 一昨日でございますか、参議院の予算委員会あるいは衆議院の代表質問においても、社会党の先生の代表質問の中に、むしろ個々の規制よりも総量規制のほうが大事ではないかというような御趣旨の御意見を交えた御質問がございました。私ども、これから慎重に審議をされた結果、中公審の答申がいかようになりますか、まだ二十七日の総合部会の御審議を見なければわからないわけでございますけれども、総量規制ということにつきまして、一応大気部会の御結論が総会にかかりました。その大気部会のお考え方をまとめたものを拝見いたしましても、特に四つの問題点をあげられまして、乗用車のみならずディーゼルあるいは小型トラック等の排出ガスの規制問題やらあるいは交通規制を伴う総量の問題やらあるいは中古車と新しく開発される低公害車との税制上の取り扱いを検討することによって総量の規制を強化する問題やら、いろいろな点を提示されておりますので、その答申の中に、なおいろいろ中公審の総会やらあるいは総合部会等でそのほかにも御意見があるいは出るかもしれませんので、答申を受け取りましてから、私はできるだけ各省に協力を求めまして、特に総理にもお願いをいたしまして、強力なこれらの施策を関係各省でとっていただけるような仕組み等にも考えを及ばしつつ実効をあげるように努力をして、最終的な目的であります環境基準に合致する大気を守っていくように努力をいたしてまいりたい、かように考えておるわけでございます。
この発言だけを見る →島
島本虎三#19
○島本委員 環境基準に合致した数値を出したい、こういうふうに言っておられます。これはもうすでに生活環境と環境基準に対しては昭和四十五年十一月からのあの公害国会で経済との調和という文言が全部取られてしまって、ないのであります。もうすでに、生活環境と環境基準、これをきめるに際しても、経済との調和条項、これがあってはだめだということで、取ってしまったのです。ましてこの健康被害、こういうようなものに対しては、初めからないのでありますから、この問題は厳重に取り扱わなければならないことになっているのです。
しかし、いまこの大事な生活環境と環境基準をきめる、こういうような問題に対して、ともすればまた四十五年十一月から削除された公害対策基本法の経済との調和条項の精神、こういうようなことを生かすような結果になりかねないのであります。五年間逆戻りするような結果をここに招来するおそれがあるのであります。したがって、ここはもう厳重に注意して行政を実施しなければならないと思うのでありますが、この問題に対して、長官、いかがでございますか。
この発言だけを見る →しかし、いまこの大事な生活環境と環境基準をきめる、こういうような問題に対して、ともすればまた四十五年十一月から削除された公害対策基本法の経済との調和条項の精神、こういうようなことを生かすような結果になりかねないのであります。五年間逆戻りするような結果をここに招来するおそれがあるのであります。したがって、ここはもう厳重に注意して行政を実施しなければならないと思うのでありますが、この問題に対して、長官、いかがでございますか。
小
小沢辰男#20
○小沢国務大臣 私は、国民の経済活動、生産活動、消費活動、これらに対しまして、環境保全の見地かも適切な討議を加えていくことが非常に大事だと考えておるものでございます。経済との調和の条項が削除された経過も承知いたしております。したがって、最初に申し上げたような私の基本的な考え方でこれからも進めてまいるわけでございますが、いま提起された本問題につきましては、中公審がほんとうに真剣に念には念を入れて御審議をいたしておられるわけでございまして、また専門的な見地からの答申が出るわけでございますから、これらを十分尊重いたしまして、行政庁がそれに対しましていろいろな観点からいやしくも圧力をかけたり、これをゆがめるようなことのないように十分配慮をしてまいる所存でございます。
この発言だけを見る →島
島本虎三#21
○島本委員 行政庁が圧力を加えないように配慮する、これは当然であります。しかし、それ以前にもう一回配慮してもらわなければならない問題があるのであります。この自動車の排出ガスの問題等についていろいろな世評がありました。環境庁自身もかなえの軽重を問われる、こういうようなことが何回かございました。いまでもある。これは自社の資料を公開しないでおいて、そしてこの規制は不可能であると主張するメーカーの言い分、こういうようなものは通用しないのに、しかしだいぶそれに近いような答申を出している。これじゃ国民に信頼され得ないのではないか。
ことに中央公害対策審議会の自動車公害専門委員会、それから中央公害対策審議会の大気部会、この大気部会においてはただの四時間の審議でこの結論を出している。この中央公害対策審議会の構成メンバーの点、こういうような点では片寄りがあるのかどうかというような点、それと同時にこの審議のしかたに、これは密室審議、全然非公開でこれをやらされておるのでありますが、こういうようなやり方に欠陥があるのじゃないか。それと同時に国民が関心を払った窒素酸化物の問題では、七大都市等の自治体や住民の代表、こういうようなものも中に入れて、公開ではっきりやってもらいたいというような声がちまたに満ち満ちている。しかし、依然として構成メンバーは今までのとおり。そして密室審議、これも改めない。そして、できるという七大都市のこれらの人たちの意見も、ただ単に承るだけで、中に、討論にも参加させない。こういうようなことであるならば、もうすでに民主的な、上の方から圧力を加えないと言われる前に、もう中でこういうような片寄ったような審議がされる。こういうようなことになるならば、なおさら国民の信頼をつなぎとめることはできないのじゃないか、こういうように思うわけです。
したがって、もう一回これらの構成メンバー、それから審議のあり方、並びに自治体の代表、住民の参加、こういうものに対しては検討する意思がおありかどうか。この点について、ひとつ長官の忌憚のない意見を聞かしてもらいたいと思います。
この発言だけを見る →ことに中央公害対策審議会の自動車公害専門委員会、それから中央公害対策審議会の大気部会、この大気部会においてはただの四時間の審議でこの結論を出している。この中央公害対策審議会の構成メンバーの点、こういうような点では片寄りがあるのかどうかというような点、それと同時にこの審議のしかたに、これは密室審議、全然非公開でこれをやらされておるのでありますが、こういうようなやり方に欠陥があるのじゃないか。それと同時に国民が関心を払った窒素酸化物の問題では、七大都市等の自治体や住民の代表、こういうようなものも中に入れて、公開ではっきりやってもらいたいというような声がちまたに満ち満ちている。しかし、依然として構成メンバーは今までのとおり。そして密室審議、これも改めない。そして、できるという七大都市のこれらの人たちの意見も、ただ単に承るだけで、中に、討論にも参加させない。こういうようなことであるならば、もうすでに民主的な、上の方から圧力を加えないと言われる前に、もう中でこういうような片寄ったような審議がされる。こういうようなことになるならば、なおさら国民の信頼をつなぎとめることはできないのじゃないか、こういうように思うわけです。
したがって、もう一回これらの構成メンバー、それから審議のあり方、並びに自治体の代表、住民の参加、こういうものに対しては検討する意思がおありかどうか。この点について、ひとつ長官の忌憚のない意見を聞かしてもらいたいと思います。
小
小沢辰男#22
○小沢国務大臣 島本先生も御存じのように、各種審議会というのは、私どもの役所のみならず、いまの法律あるいは行政の中にたくさんございます。私、わずか十四、五年の経験でございますけれども、国会において野党の方々があらゆる場合に主張されるのは、審議会の答申を尊重をすべし、尊重しないのはけしからぬじゃないか。ことに選挙制度調査会に対する長い間、七年半の佐藤内閣時代は、小骨、大骨を抜かない、抜いたじゃないかという議論をほんとうに真剣にされておられます。
審議会を尊重するのは、これは政府も与党も野党も当然審議会の意見というものは尊重すべきじゃないかと私は考えておるわけでございまして、少なくともこの中公審の委員の先生方は、いま各界、各層から最もりっぱな方々、その分野において見識のある方々だというので、政府が責任を持って選びましておまかせをいたしておる先生方に対して、私は、この意見をほんとうにそのまま尊重をしていくのが私ども政府の態度だと考えておるわけでございます。
ただ私、着任をいたしたばかりでございますから、おまえは新たなる観点から今後委員の人選については、この任期が切れたときに、いろいろ世論の動向や先生方の意見等も参考にして見直す意思が全くないのか、こう言われますと、私は所管大臣として、この委員会の委員をお願いをする責任者として考えますと、これはそのときになって、そのときのいろいろな問題別による環境行政のいろいろな観点から、いまのままでいいのか、あるいはまたさらにつけ加える必要があるのかどうかは、十分そのときの情勢を考えながら問題を頭に置きながら検討をしてまいる、こういうのが私の立場ではないか、こう考えておるわけでございます。
この発言だけを見る →審議会を尊重するのは、これは政府も与党も野党も当然審議会の意見というものは尊重すべきじゃないかと私は考えておるわけでございまして、少なくともこの中公審の委員の先生方は、いま各界、各層から最もりっぱな方々、その分野において見識のある方々だというので、政府が責任を持って選びましておまかせをいたしておる先生方に対して、私は、この意見をほんとうにそのまま尊重をしていくのが私ども政府の態度だと考えておるわけでございます。
ただ私、着任をいたしたばかりでございますから、おまえは新たなる観点から今後委員の人選については、この任期が切れたときに、いろいろ世論の動向や先生方の意見等も参考にして見直す意思が全くないのか、こう言われますと、私は所管大臣として、この委員会の委員をお願いをする責任者として考えますと、これはそのときになって、そのときのいろいろな問題別による環境行政のいろいろな観点から、いまのままでいいのか、あるいはまたさらにつけ加える必要があるのかどうかは、十分そのときの情勢を考えながら問題を頭に置きながら検討をしてまいる、こういうのが私の立場ではないか、こう考えておるわけでございます。
島
島本虎三#23
○島本委員 何かわかったようでわからないようで、この点は私は少しあいまいな点があるように承りました。
私が言っているのは、往々にしてちまたの声として、たとえば自動車公害専門委員会の委員として専門的に知識のある人が何人いるか疑問だという声さえ出ているわけです。私はわかりませんよ。それを把握しておるのがあなたであります。同時に大気部会では、たった四時間でそれを是なりとして認めてしまっているのです。中央公害審議会のですよ。
そういうようなことであるならば、ますますもってその委員会自身、委員会の決定そのものがどうも国民としては納得しかねる、こういうような点が多いから、構成メンバーに片寄りがあるかないか、これも検討してみる必要があるのじゃないかということなんです。
同時に、審議のあり方として密室審議は欠陥ではないのか、もう少しオープン一にしてやったらどうなんだ。七大都市の調査団ができるというものをできないと言うのだから、両方合わしてみてできないならば、両方の合意の上でできないということならば、国民は納得するじゃありませんか。それを密室の中でやって、これらの人の意見は聞くけれども、討議に参加させない、企業秘密があるからだ、こういうようなことでやったならば、ますます国民が環境庁から離れるのです。それと同時に住民の代表、こういうような者を参加させておいてやったならば、なおさらはっきりするじゃありませんかね。
できない、できる、これは私もわかりません。やるべきだということは、私主張する。〇・二五グラム窒素酸化物の規制、これは主張する。しかしながら、どうしてもできないのだという場合には、密室の中できめてやるから信じないので、どうしてもできないのだというのならば、できるという七大都市の公害調査団、これらの人とその住民の代表者でも入れて、その中で公開で討論して、ほんとうにできませんと言ったら国民は納得するのじゃありませんか。こういうような点を十分考慮して、運営の中でこれを入れる意思がないのか、検討する必要があるのじゃないかと言っておるのであります。
審議会の審議の決定をそのまま尊重すればいいのだ、これはほんとうの根本の根本なんですよ。私はそうする以前の問題を言っておるのですよ。ですから、こういう点は十分配慮してやらぬと悔いを残すのじゃありませんかね。これは私の愛情あふるる忠告を含んでの質問です。
この発言だけを見る →私が言っているのは、往々にしてちまたの声として、たとえば自動車公害専門委員会の委員として専門的に知識のある人が何人いるか疑問だという声さえ出ているわけです。私はわかりませんよ。それを把握しておるのがあなたであります。同時に大気部会では、たった四時間でそれを是なりとして認めてしまっているのです。中央公害審議会のですよ。
そういうようなことであるならば、ますますもってその委員会自身、委員会の決定そのものがどうも国民としては納得しかねる、こういうような点が多いから、構成メンバーに片寄りがあるかないか、これも検討してみる必要があるのじゃないかということなんです。
同時に、審議のあり方として密室審議は欠陥ではないのか、もう少しオープン一にしてやったらどうなんだ。七大都市の調査団ができるというものをできないと言うのだから、両方合わしてみてできないならば、両方の合意の上でできないということならば、国民は納得するじゃありませんか。それを密室の中でやって、これらの人の意見は聞くけれども、討議に参加させない、企業秘密があるからだ、こういうようなことでやったならば、ますます国民が環境庁から離れるのです。それと同時に住民の代表、こういうような者を参加させておいてやったならば、なおさらはっきりするじゃありませんかね。
できない、できる、これは私もわかりません。やるべきだということは、私主張する。〇・二五グラム窒素酸化物の規制、これは主張する。しかしながら、どうしてもできないのだという場合には、密室の中できめてやるから信じないので、どうしてもできないのだというのならば、できるという七大都市の公害調査団、これらの人とその住民の代表者でも入れて、その中で公開で討論して、ほんとうにできませんと言ったら国民は納得するのじゃありませんか。こういうような点を十分考慮して、運営の中でこれを入れる意思がないのか、検討する必要があるのじゃないかと言っておるのであります。
審議会の審議の決定をそのまま尊重すればいいのだ、これはほんとうの根本の根本なんですよ。私はそうする以前の問題を言っておるのですよ。ですから、こういう点は十分配慮してやらぬと悔いを残すのじゃありませんかね。これは私の愛情あふるる忠告を含んでの質問です。
小
小沢辰男#24
○小沢国務大臣 いや、先生のおっしゃっておることは、私も何も攻撃のための攻撃というふうには受け取っておりません。非常に環境行政に熱心な先生の御意見でございますから、十分その趣旨で受けとめておるわけでございますが、ただ審議の公開をやれというお話でございますけれども、これはやはり中公審のこういう制度をつくり、中公審の委員の方もほんとうに公平な、しかも専門的な方々をお願いをしている以上は、これらの方々の審議にいやしくも役所もまた他からも、いろいろないい意味においても悪い意味においても身心ともに圧力がかかるような仕組みというものはどうだろうか。これはやっぱり自由に討論をしていただき、検討をしていただくのが一番いいことではないかと私は考えますので、この点はどうも先生のお説と若干私どもは違うわけでございます。
なお、代表の人選については、これは先ほど言いましたように、少なくとも私は先ほど先生御指摘のように六代目でございまして、これはもうずっと前から大臣がよく検討されて決定をした人選でございますので、まだ任期の途中において所管大臣がそれらの人選につきまして云々するようなことはとるべきでない、私はかように考えておるわけでございます。
この発言だけを見る →なお、代表の人選については、これは先ほど言いましたように、少なくとも私は先ほど先生御指摘のように六代目でございまして、これはもうずっと前から大臣がよく検討されて決定をした人選でございますので、まだ任期の途中において所管大臣がそれらの人選につきまして云々するようなことはとるべきでない、私はかように考えておるわけでございます。
島
島本虎三#25
○島本委員 あなたは上り目の運命をしょった大臣なんです。それがどうもそういうような慎重というかなんというのですか、ありきたりの答弁をする。環境庁の長官というのは、答弁は二歩、三歩はみ出しても何でもないのです。一番はみ出した答弁をやって喜ばれたのは大石環境庁長官のころです。あれでも時流に沿うておるからこれはもう先見の明があるということでほめられておるのです。そういうような点をいまあなたはできるのです。また国民は期待しておるのです。いまのような官僚答弁に類するような答弁では国民の期待がぐらつきますよ。ジンクスが破られる日も近いのじゃないか、こういうようなことで、あなたに対する期待がはずれたら私は困ると思う。切ない願いを込めての質問でありますけれども、これはどうもあなたの答弁はまことにかたい官僚的答弁で、私はこれでは合格点つけるわけにいきません。五十点以下です。私はもうこればかりにこだわっていることはできませんけれども、今後ひとつ大いに奮闘を期待してやまない次第であります。もう少し十分考えて行政に当たってください。
同時に、あまり内部で、あなた自身も初めてで遠慮しているだろうけれども、あなたを補佐する各局長も、部長も、課長もいるはずです。十分点検してそしてやりなさい。いままでと、はだ合いが違うような存在すらあるようです。このような点も、今後の環境行政を実施する上において、あなたの重大な一つの責任だ、こういうふうなことでこれも勧告しておきます。
では、次に移ります。私はつい先般、きのうおととい、調査してきたのですが、いまの水島の三菱石油タンクからの重油の漏洩事故、この問題でひとつ長官、環境庁にお伺いします。
瀬戸内海環境保全臨時措置法、これができて一年目です。三年間でCODを四十七年の調査より半分にする。三年間でこれをやることになっている初年度でこの油事故があった。いまそれは瀬戸内海のほとんど全域にわたろうとしておりますが、この計画はそのまま実施できますか、できませんか。
この発言だけを見る →同時に、あまり内部で、あなた自身も初めてで遠慮しているだろうけれども、あなたを補佐する各局長も、部長も、課長もいるはずです。十分点検してそしてやりなさい。いままでと、はだ合いが違うような存在すらあるようです。このような点も、今後の環境行政を実施する上において、あなたの重大な一つの責任だ、こういうふうなことでこれも勧告しておきます。
では、次に移ります。私はつい先般、きのうおととい、調査してきたのですが、いまの水島の三菱石油タンクからの重油の漏洩事故、この問題でひとつ長官、環境庁にお伺いします。
瀬戸内海環境保全臨時措置法、これができて一年目です。三年間でCODを四十七年の調査より半分にする。三年間でこれをやることになっている初年度でこの油事故があった。いまそれは瀬戸内海のほとんど全域にわたろうとしておりますが、この計画はそのまま実施できますか、できませんか。
大
大場敏彦#26
○大場政府委員 ただいま先生が御指摘になりましたように、瀬戸内海ににつきましては、一年前に瀬戸内海の環境浄化の臨時措置法が策定されまして、その施策を実施しているわけでございますけれども、そういう意味におきまして、瀬戸内海の浄化というのは水質保全行政の一つの拠点といいますか、橋頭堡といいますか、試金石といいますか、そういうぐあいに私ども考えているわけでございます。
今回の事故は、そういう意味におきまして、産業排出にかかるCODを半分にするという形で、各企業あるいは生活排水にかかる汚濁につきましては、いろいろ下水道等も建設を通じて、浄化につとめておるわけでございますが、そういった努力をふいにしてしまうというのは少しどうかと思いますけれども、かなり致命的なダメージを与えてしまうということになりますので、非常に残念に思っております。
環境庁といたしましては、この事故の発生と同時に、現場に係官を派遣いたしまして、そういった瀬戸内海の環境の浄化というたてまえから、海洋に汚染が拡大しないように切に関係機関に要望いたしたわけでございますが、結果は残念ながらかなり広範囲にわたって汚染が拡大しておる。この上はいち早く、ことに海岸等に油のかたまり等が漂着しておりますし、そういった事故対策を全力をあげて各機関にお願いし、環境庁ももちろん音頭をとりますけれども、そういった浄化の対策をとって、早く本来の水質保全行政の軌道に乗せたいと思っております。
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環境庁といたしましては、この事故の発生と同時に、現場に係官を派遣いたしまして、そういった瀬戸内海の環境の浄化というたてまえから、海洋に汚染が拡大しないように切に関係機関に要望いたしたわけでございますが、結果は残念ながらかなり広範囲にわたって汚染が拡大しておる。この上はいち早く、ことに海岸等に油のかたまり等が漂着しておりますし、そういった事故対策を全力をあげて各機関にお願いし、環境庁ももちろん音頭をとりますけれども、そういった浄化の対策をとって、早く本来の水質保全行政の軌道に乗せたいと思っております。
島
島本虎三#27
○島本委員 長官もよく聞いておいてもらいたいのですけれども、実施一年目ですよ。一年目にしてこのような重大な事態に直面した。しかし、これにも多大の疑問があるのです。
通産省来ておりますか。——もともとこの防災対策、これは三重のチェック機能があるはずです。耐震、耐火はもちろんのこと、どんな圧力にも耐えられる設計のタンクであるはずです。そしてもしそれが漏れても、防油堤でそれを十分阻止できるような、防油堤のこれも構造が指定されているはずです。もしそれから破れて出ても、オイルフェンスによってこれの流出を防止する、この三重のチェックの機能が完全にはかられているはずであります。
ことに水島はコンビナートでもわりあいに機能のいいほうだといわれているところじゃありませんか。しかし警報機はあったのですか、ないのですか。全然作動していない。手で動かしてやっている。防油堤は、倒れたそのはしごによって破壊されて、そのまま防油堤が油を出してしまっている。オイルフェンスは、備えつけのものは少なくて、方々から借り集めてきてやっている。あの細い掘り抜きのような港から、いま瀬戸内海全域にわたってこれが流出されている。一体、こういうチェックの機能というようなものは、全部これはばかっているはずなんですが、どうなんですか。これは全然はかられていないと同様なんであります。
瀬戸内海の環境保全のため、汚濁負荷量を昭和四十七年の二分の一に三年間でしなければならない第一年目にこういうようなことをやっているのです。諸悪の根源とはこのことじゃありませんか。あの諸悪の根源は、公害のこの委員会で通産省に対して出したことばなんですよ。水質汚濁を防止するために、瀬戸内海環境保全臨時措置法を出して、実施第一年目にもうこういうような状態である。一体、いま言ったようなことは完全にやられておったのですか、やられておらぬのですか。これだったら、今後瀬戸内海関係は全部再点検しないとわからぬじゃありませんか。一体、どうなんでしょう。
この発言だけを見る →通産省来ておりますか。——もともとこの防災対策、これは三重のチェック機能があるはずです。耐震、耐火はもちろんのこと、どんな圧力にも耐えられる設計のタンクであるはずです。そしてもしそれが漏れても、防油堤でそれを十分阻止できるような、防油堤のこれも構造が指定されているはずです。もしそれから破れて出ても、オイルフェンスによってこれの流出を防止する、この三重のチェックの機能が完全にはかられているはずであります。
ことに水島はコンビナートでもわりあいに機能のいいほうだといわれているところじゃありませんか。しかし警報機はあったのですか、ないのですか。全然作動していない。手で動かしてやっている。防油堤は、倒れたそのはしごによって破壊されて、そのまま防油堤が油を出してしまっている。オイルフェンスは、備えつけのものは少なくて、方々から借り集めてきてやっている。あの細い掘り抜きのような港から、いま瀬戸内海全域にわたってこれが流出されている。一体、こういうチェックの機能というようなものは、全部これはばかっているはずなんですが、どうなんですか。これは全然はかられていないと同様なんであります。
瀬戸内海の環境保全のため、汚濁負荷量を昭和四十七年の二分の一に三年間でしなければならない第一年目にこういうようなことをやっているのです。諸悪の根源とはこのことじゃありませんか。あの諸悪の根源は、公害のこの委員会で通産省に対して出したことばなんですよ。水質汚濁を防止するために、瀬戸内海環境保全臨時措置法を出して、実施第一年目にもうこういうような状態である。一体、いま言ったようなことは完全にやられておったのですか、やられておらぬのですか。これだったら、今後瀬戸内海関係は全部再点検しないとわからぬじゃありませんか。一体、どうなんでしょう。
左
左近友三郎#28
○左近政府委員 今回の三菱石油の水島製油所におきます重油流出事故につきまして、たいへん多大な影響を各方面にお与えするということになりましたことにつきまして、石油産業を所管しております通産省といたしましても、まことに申しわけなく思っております。
先生いま御指摘の問題でございますが、この防災体制につきましては、消防法とかあるいは海洋汚染防止法とか、そういうふうな法律に定められておりますので、それに従いました施設その他はこの三菱石油も備えておったわけでございますけれども、それの作動状態が、先生御指摘のとおりうまくいかないで、結局油が瀬戸内海に流出したという結果を招きました。
この点につきましてはわれわれも十分調査いたしますし、法律所管の各官庁からも十分調査していただきまして、その結果につきまして今後の対策を講じてまいりたいと思いますが、さしあたって、先生おっしゃいますように、今後こういう問題を起こすことがないように、各石油企業についても注意を促しまして、そういう上で、原因がわかりました上でさらに点検をいたしたいというふうに考えております。まことに申しわけないと思っております。
この発言だけを見る →先生いま御指摘の問題でございますが、この防災体制につきましては、消防法とかあるいは海洋汚染防止法とか、そういうふうな法律に定められておりますので、それに従いました施設その他はこの三菱石油も備えておったわけでございますけれども、それの作動状態が、先生御指摘のとおりうまくいかないで、結局油が瀬戸内海に流出したという結果を招きました。
この点につきましてはわれわれも十分調査いたしますし、法律所管の各官庁からも十分調査していただきまして、その結果につきまして今後の対策を講じてまいりたいと思いますが、さしあたって、先生おっしゃいますように、今後こういう問題を起こすことがないように、各石油企業についても注意を促しまして、そういう上で、原因がわかりました上でさらに点検をいたしたいというふうに考えております。まことに申しわけないと思っております。
島
島本虎三#29
○島本委員 いま、これから点検し注意をする、こういうようなことをおっしゃいました。いままでこれに類するようなことが何回もあって、今後こういうような事故がないように点検、注意する。やりながらの事故ではありませんか。今度のこれだって、前から指摘されている問題でしょう。ことにこういうようなところに対しては、あの油の回収船、こういうようなものは他のコンビナートはみんなあるのですか、水島にあったのですか、ないのですか。
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