島本虎三の発言 (公害対策並びに環境保全特別委員会)

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○島本委員 行政庁が圧力を加えないように配慮する、これは当然であります。しかし、それ以前にもう一回配慮してもらわなければならない問題があるのであります。この自動車の排出ガスの問題等についていろいろな世評がありました。環境庁自身もかなえの軽重を問われる、こういうようなことが何回かございました。いまでもある。これは自社の資料を公開しないでおいて、そしてこの規制は不可能であると主張するメーカーの言い分、こういうようなものは通用しないのに、しかしだいぶそれに近いような答申を出している。これじゃ国民に信頼され得ないのではないか。
 ことに中央公害対策審議会の自動車公害専門委員会、それから中央公害対策審議会の大気部会、この大気部会においてはただの四時間の審議でこの結論を出している。この中央公害対策審議会の構成メンバーの点、こういうような点では片寄りがあるのかどうかというような点、それと同時にこの審議のしかたに、これは密室審議、全然非公開でこれをやらされておるのでありますが、こういうようなやり方に欠陥があるのじゃないか。それと同時に国民が関心を払った窒素酸化物の問題では、七大都市等の自治体や住民の代表、こういうようなものも中に入れて、公開ではっきりやってもらいたいというような声がちまたに満ち満ちている。しかし、依然として構成メンバーは今までのとおり。そして密室審議、これも改めない。そして、できるという七大都市のこれらの人たちの意見も、ただ単に承るだけで、中に、討論にも参加させない。こういうようなことであるならば、もうすでに民主的な、上の方から圧力を加えないと言われる前に、もう中でこういうような片寄ったような審議がされる。こういうようなことになるならば、なおさら国民の信頼をつなぎとめることはできないのじゃないか、こういうように思うわけです。
 したがって、もう一回これらの構成メンバー、それから審議のあり方、並びに自治体の代表、住民の参加、こういうものに対しては検討する意思がおありかどうか。この点について、ひとつ長官の忌憚のない意見を聞かしてもらいたいと思います。

発言情報

speech_id: 107404209X00319741224_021

発言者: 島本虎三

speaker_id: 2814

日付: 1974-12-24

院: 衆議院

会議名: 公害対策並びに環境保全特別委員会