島本虎三の発言 (公害対策並びに環境保全特別委員会)
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○島本委員 何かわかったようでわからないようで、この点は私は少しあいまいな点があるように承りました。
私が言っているのは、往々にしてちまたの声として、たとえば自動車公害専門委員会の委員として専門的に知識のある人が何人いるか疑問だという声さえ出ているわけです。私はわかりませんよ。それを把握しておるのがあなたであります。同時に大気部会では、たった四時間でそれを是なりとして認めてしまっているのです。中央公害審議会のですよ。
そういうようなことであるならば、ますますもってその委員会自身、委員会の決定そのものがどうも国民としては納得しかねる、こういうような点が多いから、構成メンバーに片寄りがあるかないか、これも検討してみる必要があるのじゃないかということなんです。
同時に、審議のあり方として密室審議は欠陥ではないのか、もう少しオープン一にしてやったらどうなんだ。七大都市の調査団ができるというものをできないと言うのだから、両方合わしてみてできないならば、両方の合意の上でできないということならば、国民は納得するじゃありませんか。それを密室の中でやって、これらの人の意見は聞くけれども、討議に参加させない、企業秘密があるからだ、こういうようなことでやったならば、ますます国民が環境庁から離れるのです。それと同時に住民の代表、こういうような者を参加させておいてやったならば、なおさらはっきりするじゃありませんかね。
できない、できる、これは私もわかりません。やるべきだということは、私主張する。〇・二五グラム窒素酸化物の規制、これは主張する。しかしながら、どうしてもできないのだという場合には、密室の中できめてやるから信じないので、どうしてもできないのだというのならば、できるという七大都市の公害調査団、これらの人とその住民の代表者でも入れて、その中で公開で討論して、ほんとうにできませんと言ったら国民は納得するのじゃありませんか。こういうような点を十分考慮して、運営の中でこれを入れる意思がないのか、検討する必要があるのじゃないかと言っておるのであります。
審議会の審議の決定をそのまま尊重すればいいのだ、これはほんとうの根本の根本なんですよ。私はそうする以前の問題を言っておるのですよ。ですから、こういう点は十分配慮してやらぬと悔いを残すのじゃありませんかね。これは私の愛情あふるる忠告を含んでの質問です。