大平正芳の発言 (大蔵委員会)

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○大平国務大臣 予算という民主国家における一つの制度は、だれが発明したのか知りませんけれども、これは大変な発明だと思うのです。これは歳入と歳出と一体としてそういう形式の中に配列をいたしまして、国の事業のもくろみというものを計数でちゃんとあらわしたものでございまして、全一体でございますので、この部分はいいけれどもこの部分は悪いのだと言ってやったのでは成り立たないわけなのでございます。
 私ども予算に関係しておる者といたしまして、個々のアイテムについて御不満もあろうし御議論があろうと思いますし、またあっていいと思うわけでございますけれども、一たんこれが予算という制度に整理されて国会で御承認が得られた暁におきましては、これを軸といたしまして、国家の機関はもとよりでございますけれども、国民がこれを尊重してまいることが民主政治の基本だと思うのでございます。
 今日、いま山中さんがおっしゃっているように、一部市民運動で動きがあるように承っておりますけれども、思い直していただきまして、そういうことのないようにひとつお願いしたいと思います。

発言情報

speech_id: 107504629X01019750225_029

発言者: 大平正芳

speaker_id: 28089

日付: 1975-02-25

院: 衆議院

会議名: 大蔵委員会