高沢寅男の発言 (大蔵委員会)
⚠️ コピーしたテキストを転載する際は、転載元URL(kokkai-data.com)および原典URL(kokkai.ndl.go.jp)を必ず残してください。発言内容の改変・出典削除は禁止です。
詳細は利用規約をご確認ください。
○高沢委員 さっき言いました租税の高度累進制ですね、これを貫くという観点からもう一つお尋ねしたいことがあるのですけれども、給与所得の控除、これはこの五十年度の歳入予算の関係の資料で見ますと、給与の総額が六十八兆七千三十億というふうに押さえてあって、その中から給与所得控除される額が二十三兆七千八百十億、それから基礎控除とか配偶者控除とか扶養控除とかあるいは社会保険料控除その他そういう諸控除全部合わせて十九兆六千二百二十億ということで、それらを差し引いて課税所得の金額が二十五兆、こういうふうなことになっております。これで見ると、基礎控除、配偶者控除、扶養控除、いわゆる人的控除、それから社会保険料控除等々のその全部合わせたよりもっと給与所得控除が大きい、こういうことになるわけです。それはわれわれが従来問題にしました、つまり青天井になっているせいなんですね。そのことは、所得税の高度累進という性格を損なう一つの要素というふうに見るべきじゃないかと思うわけです。そういう意味からも私たちの主張として、昨年行われた青天井というものは早急に是正の手を加えて、やはり一定の天井を設けてそれ以上のところへは適用はされない、こういうふうな一定の限界を設けるという改正をこの給与所得控除に関してはやるべきじゃないかと考えますが、局長の見解をお尋ねします。