高沢寅男の発言 (大蔵委員会)
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○高沢委員 私は、いまの大臣のお答えは非常にはっきりしていたと思うのです。これはひとつわれわれも十分に記録にとどめていきたいと思います。
今度は具体的な問題でお尋ねをしたいと思います。
今回のたばこの値上げの理由の中に、たばこの専売益金率が六〇%というものからずっとパーセントが割り込んできたというようなことが一つの理由になっているわけであります。しかし、これを考えてみますと、いまの制度が納付金制度というふうな制度で行われているわけであって、結局たばこの事業に関して総売り上げといいますか総収入といいますか、そこから総支出あるいは総損失といいますかを差し引いたその残額を国庫に納付する、これが専売納付金、こういうような制度になっているわけです。
そういたしますと、その納付金と、一方では今度は地方のたばこ消費税、これを合わせて益金率というふうなことでパーセントを出してこられたわけですが、その納付金がどの程度の額になるか、あるいはまた納付金の総売り上げの中でのパーセントがどのくらいのパーセントになるかということは、これはむしろあらかじめこうするというふうな考え方よりは、むしろどのくらいのたばこの製造のためのコスト、たとえば葉たばことかあるいは製造のための人件費であるとか販売経費であるとかというようないろいろなコスト要因というものは、これはそのときの経済情勢で動くわけですから、そういうコスト要因というものによって、この総支出、総損失というものがいろいろに変動しながら結局固まってくる。すると、その全体の売り上げとそれとの差額でもって納付金の金額が決まる。
つまり、この納付金というものは、結果論で決まる性格のものじゃないのか。その結果論で決まる性格のものを、これは何%でなければいかぬというような形でもって一つの決まった益金率の土台に乗せようということ自体が、制度の性格からいってこれは無理があるんじゃないのか、私はこういう感じがするわけですが、泉さん、そこのところをひとつまずお考えをお聞きしたいと思うのです。