伊藤正己の発言 (文教委員会)
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○伊藤参考人 いまの先生の御指摘、もっともな点、多々あると思います。確かに、制度をつくるということは、道を開くだけでも具体的にどういうものが考えられているのかということを十分慎重に配慮しなければならないというふうに思うわけでございます。設置審議会でもその点十分に考えました。いま例に挙げられました技術科学大学院につきましては、また技術科学大学院として審議会を設けられて十分に慎重な審議をされていると考えるわけでございまして、私自身もあれにはいろいろ制度的な問題があるというふうにも思っておりますが、しかし、この大学の制度的な改正というものは、慎重であることは必要でございますけれども、現在、私が最初に申しましたような多様化した大学院の要請にこたえる道だけは法律的に開いておいていただきませんと、たとえば独立大学院にしても連合大学院にしても、現行法制のもとではそれが実現できないということでありますと、そういう構想を考えられる場合にもそれが非常な制約になるわけでございます。
そういう意味では、今度の法案でそういう道を開いておいていただければ、それぞれ具体的な構想についてはそれは十分慎重にしなければならないと思うのございますが、その段階でいろいろ御審議がなされ、大学関係者も十分に審議をしていくべきではないか。そういう意味で、その道だけを開いて、そういう構想を具体化していこうという場合にもそういうものは現行法制のもとではできるのだということをお願いしたいというのが、私の意見でございます。