佐分利輝彦の発言 (社会労働委員会)
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○佐分利政府委員 現在保健所が担当しております問題は、終戦直後とはかなり変わってまいりまして、かつてしょうけつをきわめました急性伝染病あるいは結核、こういったものが非常に少なくなってまいりました。それにかわりましてがんとか脳卒中、心臓病のようないわゆる成人病、そのほか公害関係の健康障害、さらに最近は難病、こういった新しい、伝染性でない退行性の疾患が大きな問題になってきたわけでございます。したがって、かつてのような華々しさはございませんけれども、現在におきましても保健所のかなりのものは、公害保健、環境保健、そういったことに力を入れておりますし、また一部のものはすでに成人保健、成人病対策にもかなり活躍をしておる状況でございます。ただ、急性伝染病、結核と違いまして、成人病、公害病、難病ということになりますと高度の医療技術が必要でございますので、その方の専門家の確保、マンパワーが問題になるわけでございますけれども、これについては御指摘のようにまだ必ずしも十分ではございません。しかし、要員の常勤、非常勤による確保、さらに既存の要員の再教育訓練にはかねてから力を入れておるところでございます。