佐分利輝彦の発言 (社会労働委員会)
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○佐分利政府委員 現在診療保健婦が一万六千人ばかりいらっしゃいまして、国民七千人に一人の割合になっておりますけれども、医務局におきましては当面、五千人に一人の保健婦を確保したいということで養成計画をつくって実施いたしております。その関係で保健婦の養成施設も年々二、三カ所ずつ、また定員も百人から百五十人ずつふえてまいりまして、現在では五十八カ所、千九百九十人の定員になっているのでございまして、そういった面ではかなり養成計画は充実してまいっております。
問題は、ほぼ三分の一の町村がなぜ国保の保健婦あるいは町村の保健婦を置かないかという問題でございますが、一言で言えば、そういった町村は行財政の弱い町村であるということであろうかと思いますが、要するにまず財政の問題がございます。また、地域の問題があって、保健婦さんがそこへの勤務を希望なさらないというような問題もございましょうし、最後に、そういったもろもろの事情が合わさりまして、地域の保健婦の確保の熱意が余り強くないということが原因しているのではないかと考えております。しかしながら、厚生省といたしましては、できるだけ早く全町村に保健婦が配置できるように、また、先ほども申しましたように、保健婦一人当たりの住民の数ができるだけ早く少なくなるように、鋭意保健婦の養成計画を作成して促進しておるところでございます。