金子みつの発言 (社会労働委員会)

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○金子(み)委員 そのお話を伺いますと、私は大変に残念で悲しくなるのですけれども、保健婦の必要数を人口だけで割り切ってしまっているというところに非常に問題が起こっているのじゃないでしょうか。そして全国画一的に考えられるところにも問題はないでしょうか。保健所にしてみたところが、一つの県の中で幾つもございますが、幾つかある保健所の一つ一つの保健所が担当している地域の実態というのは違いますね。そこの地域の保健衛生に関する状態というものは違っているはずでございます。そうすると、そこで働く保健婦がどれだけの仕事量があるかということは、個々の保健所によって皆違うはずだと思うわけです。それを十把一からげに人口五千人に一人という出し方。これは昔、私が自分で仕事をしていたころにもそういう出し方をしたのは覚えております。しかしそれはいまは当てはまらない出し方だと思います。最初に保健婦を設置するときにそういう出し方をしていたことは覚えておりますけれども、そういう出し方で保健婦の数を簡単にお決めになることは間違いが出るのじゃないでしょうか。一人一人の保健婦の対象としている地域の中で必要性を検討を加えて、一つ一つの保健所で保健婦が何人必要かということを考えた上で、それを県で集約し国へ持ってきて、そして国の段階でこれを事業計画の中に入れるというふうにでもしないことには、だから保健婦がいまのような形になってしまうわけですね。保健所だっていま定員が決まっていますけれども、これだけでは十分じゃないからパートを雇い上げて仕事していますよ。御存じじゃないでしょうか。ですから、十分じゃないということは十分わかっております。それから保健所の担当管轄の中に市町村もありますし、その市町村の保健婦の仕事と保健所の保健婦の仕事との競合を避けるための取り扱い措置もとっておられると思います。だから本当に保健婦が何人必要かということは、保健婦の業務の対象となる保健衛生状態の中から割り出して一つ一つつくり上げていかなければだめだと思いますけれども、厚生省はそれをずっとやっていらしてないみたいなんですが、それをそのまま今後も続けていって大丈夫だ、差し支えないとお考えでしょうか。もっときめの細かい必要数を算定していただく必要があるのじゃないでしょうか。

発言情報

speech_id: 107604410X00219751113_024

発言者: 金子みつ

speaker_id: 24663

日付: 1975-11-13

院: 衆議院

会議名: 社会労働委員会