高沢寅男の発言 (大蔵委員会)
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○高沢委員 それから、赤字国債ということから、それに関連することで二、三お尋ねをいたしますが、日銀との関係なんです。
結局、財政法は日銀の引き受けにしてはいかぬということがちゃんと規定をされております。しかし、現実に発行される国債は、たとえば買い取りとかあるいは担保とかいうふうな形で日銀へ行っているわけですね。そして、結果としてはそれは通貨の供給という面についてやっぱり大きな役割りを果たし、その役割りは、われわれの議論ではインフレーションを進める役割りを果たしておる、こういうふうなことであるわけです。したがって、建設国債と赤字国債は同じ国債であっても性格が違うと、こういうふうな大前提が当然政府にはあるわけです。そうであるから財政法でも建設国債の場合には第四条のただし書きでいままで発行は認められてきたということになっているわけで、今度は非常に異常なものとしての赤字国債ということになるわけですから、その意味においては赤字国債と日銀との関係は思い切って切断するということを私はすべきではないかと思う。
財政法では日銀の引き受けにしてはいかぬと、しかし日銀法では二十条、二十二条で担保あるいは買い取りの条件が規定されて、それで現実には国債は日銀へ回っていっているわけですけれども、赤字国債についてはそれはしない、させない、こういう一本のくぎをこの際打つことが、この赤字国債の財政から一刻も早く脱却するという政府の決意、また、この赤字国債が今度は金融面を通じて、通貨面を通じて日本経済に与えるマイナスの影響を排除していくという、こういう面からいっても、どうしてもこれは一本必要なくぎじゃないかと、こういうふうに考えるわけですが、これについての大臣のお考え、私はぜひそうしてもらいたいとこう思うわけですが、大臣のお考えをお聞きしたいと思います。