丸山昂の発言 (内閣委員会)
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○丸山政府委員 それでは、現在の状況でございますが、これを私から御説明申し上げたいと思います。
御存じのように、ことしの六月から七月にかけまして欧米六カ国、対象機種はその当時申し上げましたように七機でございますが、これについて海外資料収集班を派遣をいたしまして、各国におきます防空構想、それから対象機種に関します運用構想、開発状況、性能所見、それから装備と生産計画並びにその実施状況、それからメンテナンスの関係、それから価格を含めました経費、それからパイロットの教育訓練システム、こういった問題について資料の収集を行ったわけでございます。
〔委員長退席、加藤(陽)委員長代理着席〕
いろいろの経緯がございまして、当方から一応質問書を各国政府、国によっては政府が関与してないところもございますが、各国政府並びにその航空機の生産に当たっております会社、これに対しまして質問書を出しておりますが、これが九月以降、逐次入ってまいっておりまして、大体現在の時点で、まだ一部回答のないところもございますが、大体回答が出そろったという状況でございます。
それで、これらを入力をいたしまして、この資料自体についての資料研究作業、これは実は当方でいろいろ質問事項を出しておりますけれども、そのものにぴたりと適合するような形で回答が出されておりませんので、そういう先方から出されましたデータをもとにして逆算をして、当方の要求にぴったりするような資料を出さなければならない、そういったいろいろ細々した作業がございますが、そういうことを現在やっておるというところでございます。
それから一方、この資料を整理をいたまして、入力データに基づいてのOR作業、これも並行して進めるということをやっておるわけでございます。当初、本年度末までに一応のORの結果を得たいというふうに考えておったわけでございますけれども、先方からの回答がおくれたという事情などもございましたり、それから、大変恐縮なことでございますが、この責任者の稲田将補が途中で亡くなられた、こういう事情もございましておくれておるわけでございます。そこで、私どもといたしましては、大体来年の初期に機種をしぼるところまで参りたいというふうに考えておるわけでございます。
そこで、ただいま五十一年度の予算要求をいたしておりますけれども、この予算をお認めをいただければ、四月ないし五月に第二次の調査団、これはOR作業の結果、候補機種を大体いまのところ二機ないし三機にしぼりたいというふうに思っておるわけでございますが、そのしぼられました機種について、今度はパイロットの搭乗試験その他かなり具体的な問題で、実は価格その他につきましてもまだ本当に契約を前提としての話になっておりませんので、いまのところは先方は非常に大ざっぱな数字しか示しておりませんので、こういった問題についてさらに問題を詰めてまいりたいというふうに考えておるわけでございます。その第二次の調査団の調査結果を踏まえまして、八月に行われますポスト四次防の全体計画の中で機種決定もあわせて御決定をいただくようにお願いをいたしたい、こういうふうに考えておるわけでございます。