丸山昂の発言 (内閣委員会)
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○丸山政府委員 これは率直に申し上げまして、形式的な公平措置といいますか、というところに多少流れておったように私は思います。それで実は御案内のように、現在のF4EJファントムを次期戦闘機として選定をいたします場合に、当時、大体ヨーロッパの機種も含めまして資料収集をいたしたという経緯がございまして、この点で当初の資料収集の計画を立てます段階で、F4の前例というものをややうのみにして計画を立てたのではないかというふうに私自身反省をしております。ですから、もし次にFXの問題が出る場合には、もっと実質的な点についての調査をすべきではないか、しぼるべきではないかというふうに思っております。
ただ、全く形式に流れたのかと言うと、御案内のようにNATOのベルギーほかの四カ国がF16とミラージュについてやはり検討して、最終的にF16という結論に到達しておるわけでございまして、これはやはりそれなりに相当NATOとしては真剣に問題に取り組んで比較した結果がそういう形になっておりますので、私どもその点について十分、たとえばミラージュF1についてのはっきりした資料を持っておるかというと、必ずしもそうではないわけでございまして、この点はやはりそれなりの意味は十分にあったというふうに思うわけでございます。
ただ、それぞれの国の防空構想なりあるいは対象機の運用構想、こういったものについては、FXに絡んだ調査ではなくて、ふだんからこういう点についてNATO諸国についてのいま申し上げたような部面についての調査は十分やっておくべきではないか、もしこういった点について調査をしておらないのであれば、いわゆるFX調査団ということではなくて、そういう分野についての専門的な詰めということもやはりやっておくべきではないかというふうに思っておりますが、確かに先生御指摘の面については、私実は個人的な考え方でございますけれども、やや安易にファントムのときの事前調査というものの例にそのまま従ったという点があるのではなかろうかというような反省もしておるわけでございます。まあ、この点については全く税金のむだ遣いではないかという御指摘であれば、私はそうではないと思います。それはそれなりに十分意味があったと思いますけれども、この調査のやり方については十分反省してみる分野もあるのではないかというふうに考えておるわけでございます。