二瓶博の発言 (沖縄及び北方問題に関する特別委員会)

⚠️ コピーしたテキストを転載する際は、転載元URL(kokkai-data.com)および原典URL(kokkai.ndl.go.jp)を必ず残してください。発言内容の改変・出典削除は禁止です。 詳細は利用規約をご確認ください。

○二瓶説明員 ただいま先生からお話のございます米の売り渡し価格でございますけれども、これにつきましては特別措置法によりまして、復帰後五年間は、復帰時における価格を基準といたしまして、本土の価格のアップ率を参酌して定めるということになっております。その後三年間で、本土の政府売り渡し価格に漸次近づけていくというふうに現在定められておるわけでございます。
 それで、沖繩の復帰後の本土と沖繩との米の売り渡し価格の格差でございますが、これは年々拡大をいたしております。主食用につきましては、その格差は玄米トン当たりにいたしまして十一万二千六百三十六円ということで、沖繩につきましては九万七百八十一円、本土が二十万三千四百十七円というのがいまの売り渡し価格でございます。したがいまして、本土の価格に対比いたしますと大体四四・六%程度の売り値になっておりまして、先ほどの格差があるわけでございます。それから、原材料用でございますが、こちらにつきましては、現在トン当たり大体六万八百円の格差がございます。沖繩の売り値が九万一千百円でございます。これは物といたしましては、外国産のウルチ砕米、A1スーパーというものでございますが、外国産砕米の価格でございます。それから、本土の方は外国産の砕米を輸入いたしておりません。本土の国内産を破砕いたしまして砕米にいたしております。この本土の破砕精米が十五万一千九百円ということでございます。したがいまして、本土の売り値に比べまして大体六割方の値段になっておる、こういうかっこうになっておるわけでございます。
 ただいま申し上げましたように、非常にその格差も大きくなっておるという実情でもございますので、先ほど申し上げました特別措置法の趣旨に沿いまして、その格差を計画的に縮小していくというのがこれは筋である、かように考えておるわけでございますけれども、ただいまお尋ねもございますとおり、農林省といたしましては、今後沖繩県その他関係方面から十分事情も承りますとともに、復帰後の経済社会情勢の変化及び沖繩の民生安定、経済動向の実態等も考えながらこれは検討をしてまいりたい、かように考えておるわけでございます。

発言情報

speech_id: 107703895X00319760521_077

発言者: 二瓶博

speaker_id: 32339

日付: 1976-05-21

院: 衆議院

会議名: 沖縄及び北方問題に関する特別委員会