田口一男の発言 (公害対策並びに環境保全特別委員会)
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○田口委員 赤潮の発生する原因について、いま大臣、燐と窒素が主要な原因ではなかろうかというお話なんですが、伊勢湾にしろ東京湾にしろ、赤潮という問題がきのう、きょう急激に発生をした、そういう状態であれば、対応策というものを急いで責めるということは、やや酷だという気が私はいたします。しかし、いろんな資料を見ますと、たとえば伊勢湾と三河湾、これは伊勢湾の内湾なんですが、この伊勢湾、三河湾に赤潮が何回発生したかということを三重県の水産事務局が調べておるのです。ちょっと古い資料ですけれども、いわゆる会計年度で回数だけ言いますと、四十八年度の四月は二十一回、五月十七回、六月八回、七月六回、八月六回、九月六回、あと十月から三月までは比較的、回数が少ないようです。ところが四十九年度になってまいりますと、四月に四回、五月に二十二回、六月に二十四回、七月に十六回、八月に十二回、九月に十回、あと十月に三回と三月に三回あるのですが、こういうふうに四十八年度、四十九年度、二年度をとってみただけでも、やはり、ふえてきておるわけですね。これは伊勢湾だけではなくて、最近の新聞を見ましても、五月の六日に「東京湾に巨大赤潮」こういった新聞報道があるのですけれども、こういう前々から赤潮ということが問題にされておるならば、しかも燐と窒素が主要な原因であろうというところまでつかめておるならば、内湾、伊勢湾に対して工場排水なり家庭排水がどんどん出てまいりますけれども、そこで燐なり窒素の栄養の過剰状態を除くような方法というものは、いまの環境庁の機能を持ってすれば、私は、もうとっくにできておるんじゃないかという気がするのですが、この辺の対策は、ざっくばらんに、どうでしょうか。