田口一男の発言 (公害対策並びに環境保全特別委員会)

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○田口委員 では、いまの大臣のお答えのとおりとして一歩譲って考えた場合、確かに窒素や燐の規制、そういう問題は大変むずかしい、おくれておる、こういう点を一応、理解をするという立場に立って現実の問題をどう処理するかということ、先ほど私が申し上げたように原因は、因果関係は、はっきりわかっていないけれども、漁業者の直観的な考えから、赤潮イコール毒性プランクトン、だから赤潮の発生をとめてもらえれば、こういうことがなくなるだろう。ところが、いま大臣のお答えのように、赤潮を発生する原因については、ある程度つかんでおるけれども、それを規制することは、なかなかむずかしい。その方法を待っておるうちに、どんどん赤潮が発生する、また毒性プランクトンが出てくる、貝がとれない、こういうことは、あってはなりませんけれども、ここしばらく続くものと見なければならぬ。
 そうなってまいりますと、これは地元のある新聞に投書されたことですが、小さな地域的なことを申し上げて、なんですけれども、今度、赤潮による有毒プランクトンの問題が起きたのは、行政区域からいけば鈴鹿市というところです。ところが、その鈴鹿市の北側に隣接をするところに楠町というところがあるのですが、そこの海では、臭い魚であるとか、なんとかいうものをとれば、公害の補償がもらえる、事実はどうか知りませんよ。しかし、おれのところは鈴鹿市だから、有毒プランクトンによる貝、その原因は工場排水なんだというふうに見込んでも補償ももらえぬじゃないか、一体このままじゃ泣き寝入りだという投書があるのですね。これのよしあしは別として私は、その気持ちは十分、理解できると思う。
 したがって、今度の毒性プランクトンの問題で当面、焦眉の急として三重県なり漁業協同組合なり関係漁業者から言われたことは、一体いま言ったマウスユニット、こういったものの単位を検出する毒性検出の方法というものは定立をしておるのか。いま言ったマウスで四であればアメリカは禁止をしておるという話でありますけれども、こういった検出の方法というものについて、水産庁の方では定まっておるのかどうか、そこはどうなんでしょうか。

発言情報

speech_id: 107704209X01219760518_015

発言者: 田口一男

speaker_id: 28416

日付: 1976-05-18

院: 衆議院

会議名: 公害対策並びに環境保全特別委員会