森井忠良の発言 (社会労働委員会)
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○森井委員 きょうは、先ほどの遺族援護法に続きまして二回目のバッターになったわけでございますが、申し上げましたように、会期末でございますので、きわめて時間が限られております。本来ですと、私ども四野党は参議院に被爆者援護法を議員立法として提案をしておる立場でございますから、本委員会におきましてもかなり時間をかけて被爆者問題全般について議論をしたいところでございますが、先ほど申し上げましたように、会期末という特殊性にかんがみまして、はしょってごく簡単に御質問を申し上げることをまず御了解いただきたいと思います。
〔委員長退席、住委員長代理着席〕
そこで、まず最初に、質問に先立ちまして厚生大臣にお伺いしたいわけでありますが、五月三日は憲法記念日でございまして、政府主催の祝賀会が憲政記念館で行われましたことは大臣御承知のとおりでございます。しかし、その二百メートルそばで、自民党の皆さんを中心といたします、政府主催の憲法集会糾弾集会というものが開かれました。私は、このこと自体につきましてもきわめて遺憾だと思いますが、特に問題にしたいのは、その集会におきまして源田実参議院議員がきわめてゆゆしい発言をしておるわけでございます。速記録がありませんから、私どもの選挙区の五月四日付の読売新聞で申し上げるわけでございますが、源田参議院議員は、読売新聞の報道によりますと、この政府主催の憲法集会の糾弾国民大会におきまして、「原爆の一つや二つ、三つや四つ落ちても戦は何百年も続いただろう。それが陛下のお言葉で一遍に終戦となった。」本人の趣旨は占領憲法を破棄せよというところにあったようでございますが、申し上げましたように、原爆の一つや二つ、三つや、四つ落ちたところで云々というくだりにつきましては、被爆者や、平和を願う日本国民の感情を逆なでにするきわめて不穏当な発言であると私は思うわけでございます。なかんずく、衆議院におきましてはついせんだって核拡散防止条約を附帯決議をつけて通過させたばかりであります。しかも、この中には明確に非核三原則というものが盛り込まれておるわけであります。私はここでお伺いしたいのでありますが、自民党の閣僚として、また被爆者問題を扱われます主管官庁大臣として、一体この源田発言をどのように考えていらっしゃるか、まずお伺いしたいと思います。