大平正芳の発言 (大蔵委員会)

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○大平国務大臣 わが自由民主党とその政府は付加価値税を用意しておって、それを実施する準備をおさおさ怠りなく進めておるのであるというふうなことを、野党の皆さんが自由民主党攻撃の一つの材料にお使いになっておりますことは、私よく承知しておるのです。大変迷惑をしておるのです。自由民主党といたしまして付加価値税を党議で決めたこともございませんし、政府として付加価値税を取り上げたこともないわけでございます。現に税制調査会に付加価値税を御検討いただくようにお願いしたことは一つもないわけでございます。またこれには大変いろいろのむずかしい問題が、理論上考えてみましてもあるわけでございますし、また強大な政治力が要るわけでございまして、野党の皆さんだって御協力をいただかなければできるような仕事でないと私は思うのです。したがって、自民党だけで、政府だけでこういう仕事を用意しておいて、準備しておいて、いつかはすきを見てやってやろう、そんなことでできるような税制でないことは、高沢さんもよくわかるじゃありませんか。したがって、お互いの仲で、大蔵委員会でよく存じ上げておる仲でございますので、本委員会におきましては、そういう他人行儀の御質問はひとつ御遠慮いただいた方がいいのではないかと私は考えております。

発言情報

speech_id: 107704629X00619760427_011

発言者: 大平正芳

speaker_id: 28089

日付: 1976-04-27

院: 衆議院

会議名: 大蔵委員会