高沢寅男の発言 (大蔵委員会)
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○高沢委員 それじゃ、もう時間がありませんので、この一問で私の質問は終わります。
いまのは、守秘義務の問題が田中角榮氏の金脈に関してずいぶんこの国会でも論議されたわけですが、結局その守秘義務の壁はなかなか厚かったという経過があります。
そこで、ここでもう一度田中氏の問題ですが、去る四月二日、七日会ですか、田中氏のグループの席上で、一身上の弁明があったわけです。この弁明は、記者団に対してなされたということから、これは当然公的な性格を持ちます。それから田中氏自身が自民党の幹事長もあるいは各大臣、さらには総理も歴任されたということから言って、彼に関する金脈問題というのは、私はプライバシーの問題でない公的な性格がある、こう思うわけですが、その田中氏が四月二日の会見でこういう言い方をしております。「このさい私のいわゆる資産形成の問題について、一言いたします。この問題については、公正な第三者による事実調査と確認などの作業が続けられておりますが、期間が長期にわたるものであるため、いまだに明確な結論を得るにいたっておりません。結果が確定すれば、これを明らかにし、世の指摘に応え得るものと考えます。」 こういう表現を田中角榮氏みずからされております。ここのこの「公正な第三者」が田中氏みずからの財産の形成について取り調べをしている、確認をしている、こういうことであるわけですが、私はこの「公正な第三者」とは一体何か、これをひとつ大蔵当局として大臣が御承知であるかということが一つであります。
それからまた、こういうことが田中氏の言明でなされている以上、この第三者の調査の結果というものは当然一定の段階において国民の前に公表するということが必要ではないか、その公表を受けて当然今度は税務当局が必要な行政権限を発動されるということも必要になるのではないかと思うのですが、以上の点について大臣の所信をひとつお聞きしたい、こう思うのです。