広沢直樹の発言 (大蔵委員会)
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○広沢委員 大蔵大臣、これは私どもが財政展望を求めた、そしてまた、大蔵省がそれを試算して出されたその背景は、もう御存じのように、まず、この多額の赤字国債に依存しなければならぬ、こういうような状況から一日も早く正常に戻さなければならぬ、こういうことで、では、どういうような形でその赤字国債を発行したことに対して返済計画があるのか、償還計画はどうするのか、こういった問題で、その返済計画を迫ったわけですね。それについては、その財源はどうするのかという問題が出てきて、それで、これからの財政の見通しはどうなるかということで、大蔵省はこの試算をせざるを得なかったわけでしょう。当然これは一般的に考えても、お金を借りる以上は返す、これはあたりまえの話ですね。しかし、どういうふうにして返すか。収入が明らかにならなければ、返す方法だって、返すというだけではこれは明確にならないわけですから、当然その借りるということについては、どういう収入の見通しがあるんだ。だから、その見通しが明らかにならなければ、これは当然借りるという行為は行われないというのが一般の概念であります。もちろんそれは、一般的なものと国との関係を同じように結びつけては考えられませんけれども、しかし、当然そういうことは常識的に明らかにされなければならぬ。そういうことがありますから、いわゆるこの赤字国債の償還計画を求めたことについて、こういうふうにして将来の収入の見通しがある。その見通しに立てば、万々大蔵大臣から説明がありますように、五十四年かあるいは五十五年には脱却するんだ、こういう見通しを立てられたのですね。ですから、いずれその内容というものがどういうふうになっておるかということは明らかにしないと、これはやはり国民に対して、国民が疑問に思っていることに対するお答えにはならぬのじゃないか、こう思うわけなんですよ。いま当局からお答えになりましたが、大蔵大臣はいかがですか。