広沢直樹の発言 (大蔵委員会)

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○広沢委員 それではもう少し細かく伺いますけれども、先ほど主税局長はこれから増税、税の見直しの問題として所得税かあるいは資産税課税か一般消費課税か、この三つを一応勉強している、検討している、こういうことであります。そこで、私どももこれまでに一応社会的不公平あるいはこの不公平を是正するためにはまず税制改正というものをやらなければならぬということで提案をしてまいりました。今日いわゆる財政欠陥を埋める目的でそれを第一義に置いて何とか増税しなければならぬということになるならば、これは国民は納得できない。いま申し上げておりますように不公平のあり方、税制をまず直すということを前提にしなければ次の増税というものはいかなる方法にせよ考えられないわけであります。
 そこで、まずお伺いしますが、私どもは所得税の課税所得、これについていわゆる富裕税、こういう考えを提案したわけでありますが、この点については当局としていま検討されているようでありますが、どういうふうなお考えを持っておるのか、それから資産所得者の課税につきましても、利子配当所得税の特別措置を廃止するあるいは有価証券譲渡所得あるいは土地の譲渡所得は強化するということも提案してまいりましたし、さらに時間の関係でいろいろ続けて聞きますから一つ一つお答えをいただきたいと思うのですが、いわゆる法人税率についても累進税率を考えてはどうかということも提案してまいりました。さらに支払い配当軽課の問題あるいは法人受け取り配当の益金不算入の問題、それから各種引当金あるいは準備金、こういった問題も一応現実の実態に近づけるように見直していくように、こういうことも提案してきたわけであります。こういった問題を一応具体的に改正していかなければ、当然、いま言ったような幾ら勉強なさって財政上から考えてこうしなければならないということをお考えになったとしても、これはその以前の問題が解決していないとどうにもならないわけであります。
 いま具体的に申し上げましたが、こうした私どもが提案している問題について当局はいまどういうふうに考えておられるのか、お答えをいただきたい。

発言情報

speech_id: 107704629X01119760511_029

発言者: 広沢直樹

speaker_id: 19905

日付: 1976-05-11

院: 衆議院

会議名: 大蔵委員会