三木武夫の発言 (予算委員会)

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○三木内閣総理大臣 いま国民が求めておるものは、ロッキード問題をうやむやに終わらすことなく真相を究明してもらいたい、もう一つは、景気の回復を図って、そして雇用の安定を図るように早く持っていってもらいたい、これが二つの、当面の国民の政治に求めておる点でございます。
 その点につきましては、御承知のように私としてもその国民の求めを真正面から受けとめて、ロッキードの真相究明に対しては全力を傾けておる次第であります。また、景気の回復、雇用の安定の問題については、本予算がいまだ国会で議決を得ておりませんから、その間暫定予算ということで、できるだけ暫定予算の中においても景気の回復、雇用の安定というものを許される範囲内においてこれを計上して、こういうなかなかむずかしい条件の中で国民が求めておるロッキード問題の究明、景気の回復というものに最善の努力をいたしてきておるわけでございます。
 この国会の空白というものに対して、私も責任を感じておりますが、国会については、国会は与党だけでは成り立たないわけでございますから、どうか議会制民主主義を維持発展させていくためには野党の方々も共同責任を持っておるのだということで国会を運営しないと、なかなか円滑な国会の運営はできない。そういう点で民社の方々が国会の審議をいつまでもおろそかにすることはできないということで審議に御参加願っておることに対しては敬意を表するわけでございますが、そういうことで責任を感じ、国民の願っておる問題の解明に全力を傾けたい、議会制民主主義の維持発展については与野党間でできる限り話し合いを続けていかなければならぬと考えております。

発言情報

speech_id: 107705261X02719760408_003

発言者: 三木武夫

speaker_id: 13903

日付: 1976-04-08

院: 衆議院

会議名: 予算委員会