小平忠の発言 (予算委員会)
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○小平(忠)委員 次は、リンチ共産党事件に関しまして党の立場を率直に申し上げ、明らかにしたいと思うのであります。
実は、本委員会開会劈頭に党の塚本書記長からも、本会議の春日委員長の質問を踏まえてその真相についてただしたのでありますが、わが党だけでなく、他の党の方々からも本件に対しましては政府の考え方をただしたのであります。すなわち、この事件は、リンチがあったのかなかったのか、殺人があったのかなかったのか、宮本顕治氏は網走刑務所からどういう内容で釈放されたのか、さらにはどういういきさつで復権がなされたのか。主管大臣である法務大臣の答弁などを伺ってみましても、特に復権問題については、現下の状態ではそのいきさつがなかなか複雑で奇妙きてれつというような言葉を使いまして、やはり疑惑が残ったまま、その後ロッキード問題等の事件が表に出まして今日に及んでおるのでありますが、私は、いよいよ本予算委員会が本日をもって終結されるような段階で、この締めくくり総括質問で党の立場も率直に申し上げ、同時に、同じ野党の立場でありまする共産党を初め各党の意見も聞いて、そしてこのことは、すでにマスコミが大きく取り上げておりまするように、決していにしえの話ではなくて、今日的な問題となっておりますだけに、これを明らかにし、疑惑を解明することが国家、国民のために、わが国の民主政治のためにプラスだと考えておったのでありますが、遺憾ながら、御承知のように、野党第一党の社会党さんを初め、共産党さんも公明党さんも出席されてないというこの変則の予算審議のさなかで、党といたしましても、私といたしましても、本件について、欠席のところで質疑いたしてこれを明らかにしていくということは、やはり公党として差し控えようということから、実は本件に対しまする質疑を通じて明らかにするという問題は他の委員会に、他の方法に移したいと考えておる次第であります。
そこで、本予算委員会といたしまして政府にこれら疑惑を解明するに必要な諸資料の要求をいたしておりますが、その資料は今日どうなっておるのでしょうか。国会にまだ提出されていないと聞くのでありますが、いかがでしょうか。