海原治の発言 (ロッキード問題に関する調査特別委員会)

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○証人(海原治君) いま御説明いたしましたが、私は書いた者ではございません。その文案を考えましたのは先ほど申しましたように大蔵省、防衛庁、国防会議事務局の事務方でございます。当日防衛庁からは島田事務次官、久保防衛局長、この二人が出席しております。大蔵省からは相澤主計局長、それから長岡主計局次長、この二人が御出席であります。それと国防会議の事務局参事官三人がおりますので、その事務方が部屋の片すみで相談をいたしましたので、だれがどういう文字を考え出したか、私はそれを承知する機会がございませんし、できましたものを皆様方に読み上げましたら、皆様方がそれで結構だということになったわけです。ただ、いろいろと疑惑を持たれる原因がこの白紙という言葉だとおっしゃいますが、これは国産を白紙としとはなっておりません。したがいまして、私が読んだ感じでは国産化問題を白紙としということです。このことは大蔵、防衛両省の間で従来から将来の対潜哨戒機についての研究開発をするについては予算はつけるけれどもそれはこの対潜哨戒機の国産を意味するものではないんだという念押しが大蔵省の方にある、防衛庁の方としてはもし自分らの希望するとおりいいものができたら、これを国産したいという希望がある、その辺のところが従来からのいきさつでございます。したがって、国産問題ではございませんし、国産化問題となっているのはそういうところじゃないかと思います。なぜ白紙としという言葉が使われたかということを、当時の私の感触ではそういう専門家会議というものが設けられるならば、そこに専門的な知識の方がお集まりできるならば、それまでの大蔵、防衛両省の間の行きがかりというものを一切白紙に戻して第一歩からこの問題を検討したい、その気持ちが白紙としという言葉になったのではないかと私は考えましたし、いまでもそう考えております。

発言情報

speech_id: 107713814X00819760624_364

発言者: 海原治

speaker_id: 4884

日付: 1976-06-24

院: 参議院

会議名: ロッキード問題に関する調査特別委員会