大平正芳の発言 (大蔵委員会)
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○国務大臣(大平正芳君) 担税力のあるところ、課税がこれに伴うというのが原則でございまして、これに対しまして例外が立法で設けられる場合きわめて厳格にこれは解釈すべきものと私は思います。で、従来米につきまして集荷を確保をするという見地から、二十九年以来もろもろの措置が講じられて、それに対しまして税法上の免税の取り扱いがとられてまいったわけでございますけれども、この米に対する政策が一転いたしまして、過剰米を回避するというようなことに変わってまいりましたけれども、これはいわば補償的な性格と申しますか、そういうことを農家にお願いをするという立場において、特別の税の免除を考えるべきであるという国会の御判断、これはあえて私どもは反対しないという態度に今日まで終始してきておるわけでございます。この問題と麦、大豆等とは性格が全然違っておると承知いたしておるわけでございまするので、ただいまのところ麦とか大豆につきまして米と同様な措置を講じようという考えは持っていないわけでございます。
しかし、今後、五十一年度以降どのようにするのかということでございますけれども、これはただいままで政府がとりました麦や大豆に対する措置、それと税との関係におきましては、従来の考え方を変えるつもりはないということでございますが、今後政府がどういう措置を講じますか、将来のことはまだわかりませんが、そういう措置が講じられた場合に、それを税法の光に照らしましてどのように判断したらいいかということは、当然検討しなければならぬ課題だと思っておりますけれども、それを将来とるべき政策というのは、まだ私どもにはよく分明いたしておりませんので、将来の税制上の措置についていま考えを述べるという用意はございません。