三井速雄の発言 (公害対策並びに環境保全特別委員会)

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○三井説明員 まず、高共丸が宮城を出ましてから方々参りました点でございますが、実は、この高共丸という船は先ほど申し上げましたように山本海運という船主が持っておる、チャーターしております船でございますが、その中に積まれております物は、前回申し上げましたとおりでございますが、三基実業という東京都で許可を得ました廃棄物処理業者の物でございます。これを処理業者たる者が、その処理業者たる責任におきまして今治へ行き、それからまた高松へ行くというようなことであったわけでございますが、実は、私どもの都道府県に対する監督という点から見ますれば、確かに先生御指摘のとおり十全でなかった点はございますが、その行く先々におきまして、この穴吹氏という人が不適正な、あるいは不適法な処理ないし保管の方法をやろうということを計画したがために、行った先で、それぞれ拒否をされたという状況でございます。そういうことで香川県の沖におきまして、かなりの期間、停泊をしておったわけでございますが、その間に船主の方が、むしろ自分で処理をするというふうに考えられまして、そういうことで北海道に処理業者を見つけて行かれたというようなことでございます。したがいまして前半、香川県に到達するまでは違反業者たる、その穴吹氏の行為でございます。後半につきましては、これはむしろ、その船を占拠されてしまった船主の山本さんの行為であるというふうに考えておるわけでございます。
 それで、私ども北海道に係官を派遣いたしましたのは、北海道内で適切に処理できるものであれば、これは山本さんと、その処理業者との民間同士の話でございますから、それはそれで大変結構であると考えておったわけでございますが、北海道内において、ぜひ処理すべきであるというふうには私ども実は考えておりませんでした。一部の新聞等に説得に派遣したというふうな表現もございますけれども、そうではございませんので、ここに至りますまでの事情等を北海道庁の方によく説明するというために行ったわけでございます。なお参りました者は、厚生省の水道環境部産業廃棄物対策室というのがございますが、そこの室長補佐と総務係長の二名でございます。

発言情報

speech_id: 107804209X00619761104_023

発言者: 三井速雄

speaker_id: 28829

日付: 1976-11-04

院: 衆議院

会議名: 公害対策並びに環境保全特別委員会