伊藤圭一の発言 (内閣委員会)
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○伊藤(圭)政府委員 御承知のように、AEWの問題、低空に対処するレーダーの問題、これはずっと以前から問題点として私どもも考えておったわけでございます。御承知のように、ある時期にはピケット艦という軍艦を——軍艦といいますか、自衛艦を前方に展開するというようなことも考えたことがございます。しかしながら、やはりAEW、早期警戒機によるのが一番適当であろうということは、すでに二次防が終わる時点において私どもも考えまして、三次防で研究開発を計画しておったわけでございます。いろいろな事情でこれは延びております。一つは技術的な問題もあったと思いますし、また費用の問題もあったと思いますが、これは三次防の間は実現しませんでした。そして四次防の際にも、この早期警戒機の必要性というものを国防会議でも御説明申し上げ、この研究開発、当時は国産をしようということでございました。そこで、研究開発というものをお願いしておったわけでございますが、あの四十七年の十月九日の国防会議議員懇談会の了解事項によりまして、PXLとともに専門家会議の結論を得るという御指示がございました。この御指示の結論によりますと、AEWについては国産よりは輸入という方法を考えた方がよいというのが国防会議の御方針で、一昨年の十二月決まっております。で、ポスト四次防といいますか、今度の防衛計画の大綱の中では、こういった機能というものも持ちたいというふうには考えておりますけれども、具体的に何年度からこの装備に入るかということはまだ決まっておりません。しかしながら、平時において常時こういうものを運用するというのは莫大な費用もかかりますし、また多くの人員も要するわけでございます。したがいまして、緊張度が高まったときにこういうものによって、その欠点を補うような一つの機能としてこれを備えてまいりたいというふうに考えておる次第でございます。