中江要介の発言 (外務委員会)
⚠️ コピーしたテキストを転載する際は、転載元URL(kokkai-data.com)および原典URL(kokkai.ndl.go.jp)を必ず残してください。発言内容の改変・出典削除は禁止です。
詳細は利用規約をご確認ください。
○政府委員(中江要介君) その別件逮捕の問題は、先ほど私ちょっと言及いたしましたように、金大中氏事件を外交的に決着を見ましたときの四つか五つの項目の中の一つが金大中氏の自由ということであったわけで、その金大中氏の自由に関連いたしましては、先ほど申し上げましたように、一般市民と同様に出国を含めて自由と、つまり一般市民より厚くも薄くも取り扱わない。その取り扱いに関連いたしまして、日本及びアメリカに滞在中の言動について責任を問わない、別件逮捕がないということの趣旨は、拉致されました以前の言動、これはアメリカ及び日本にずっといたわけですので、その間のことで韓国に連れ戻されたことを、まあ利用してというか、それをいい機会として、別件でアメリカや日本で行ったいろいろの反政府的活動についてさらに訴追するということはしないということであったわけでございまして、さらに、その場合でもただし書きが一つありまして今後反国家的な活動をしなしこと、これから金大中氏が韓国で反国家的な活動をしないということを条件として、日本及びアメリカに滞在中の言動については責任を問わないと、こういう了解になっておりまして、この別件逮捕の中に、韓国に帰ってから、韓国で新たに何らかの違法な行為、あるいは不法な行為によって訴追されるということまでも、この了解のときに何もかも一切問わないということになったわけではなかったわけでございますので、別件逮捕はないという当時の認識と、民主救国宣言事件でいま訴追されていることとは相矛盾しないというのが私どもの考え方でございます。