佐分利輝彦の発言 (社会労働委員会)
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○政府委員(佐分利輝彦君) ただいま具体的に御指摘のございました、たとえば乳がんとか肝機能障害、こういったものにつきましては近距離の多線量被曝者についてはすでに認定が行われているところでございます。
また、三番目に御指摘がございました昭和三十二年の原爆医療法制定以前にすでに傷病の状態が治癒して後遺症だけを残している者はどうにか救済してやれないであろうかという御意見でございますけれども、これは医学的にもいろいろな問題がございますが、簡単に申し上げますと、やはり昭和三十二年以降まで原爆放射能を浴びて大変苦しんでいらっしゃった方々について現在の原爆二法を適用するのだという基本的な方針に基づいて制度を運用しているわけでございます。また、そのような過去の経緯、また制度制定の趣旨もございますので、今後原爆の後遺症だけお持ちになっていますけれども、医療は必要としないというような方々にまで認定の対象を拡大するという考え方は持っておりません。