三木武夫の発言 (予算委員会)
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○国務大臣(三木武夫君) 私はこういうふうにいま森中君見ているのですよ。自民党も大変に結党以来の大きな試練を受けておりますが、これはやっぱりこの試練を乗り切っていけるという私は自信を持つものです。だから、森中君の言われるような、自民党がぎりぎりとおっしゃるのは、もう収拾つかぬようになるという前提でしょうが、私はそうは思ってない。自民党は自由民主ですから、何でも自由に、言論は至って自由でございまして、何でも皆自由に、ずいぶん外から見たらいろいろ奇異の感を持たれるぐらい自由に言うわけですが、それでいってこんなもう収拾つかないようなところになるかというと、やっぱりそうはいかないのですね、自民党は。やっぱり政権を担当しておる政党の重さというものをみんなが感じているわけです。そういうところで、まあ御心配くださっておることは感謝いたしますけれども、そこまでもう収拾つかぬような状態には自民党はならないと。
また総選挙の結果でございますが、これから遅かれ早かれ十二月九日までには総選挙をやらなければならぬ。私は国民は自民党というのを見放していないと思っているのですよ、国民の皆さんは。むしろ自民党が、このロッキード事件というものを契機にして自民党の再生を国民は望んでいると、国民は。それはいろいろ、総選挙でございますから、やってみなければわかりませんけれども、やはり自民党がこのロッキード事件というものを教訓にして、自民党は新しい自民党として再生されて、国民の信頼にこたえるような政党になることを国民の多数は望んでおると私は信じておるわけです、まだ見捨てていないんですから。
そういうことで、森中さんの御指摘になるように、自民党が過半数を取れないような選挙の結果になって、余儀なく保革連立の内閣でもつくらなければ政権が維持できないというような状態には考えておらないわけでございますから、私と考えの違う前提に立っての御質問でございますから、そのようには相ならぬと、そのようにはならないというふうに考えておるということを申し上げてお答えといたします。