伊藤公介の発言 (外務委員会)
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○伊藤(公)委員 それでは、総理御存じないようでありますし、御存じないわけですから恐らく読んでいらっしゃらないと思うので、私の方から読ましていただきます。
一九七三年の三月三十日、「新時代」。これはソ連の、もちろんロシア語でありますけれども、英語、フランス語、スペイン語等々で翻訳をされて世界に向けて出ている雑誌でございます。この雑誌の中に、石田現福田内閣の労相の発言がございます。これはソ連の「新時代」の特派員、べ・ピシチク氏との対談でございます。
石田氏は「北方領土」問題の解決を条件として平和条約を締結しようとするいわゆる近視眼的政策には強く反対すると語った。
彼は、「われわれ両国は多くの分野で意見が一致しており、日本側の関心を北方領土問題に集中しようとする人々は、日ソ関係の展望に現実的見方をしない人々である」と述べた。
更に、彼は、そのような人々は大半が右翼であると付言し、両国の友好関係の発展にとってこれらの人々が何らの脅威も与えることはないと彼は信じている。こう「新時代」は報じているのでございます。
ただいま総理の御答弁の中に、四島の返還をもって日ソの平和条約の締結をするのだ、四島返還が条件だ、こう言われている。しかし、現内閣の石田労相のこの週刊誌の上における発言はいささか違うと私は思うのですが、総理の御所見をお伺いしたいと思います。