田澤吉郎の発言 (建設委員会)

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○田澤国務大臣 ただいま御指摘のように、日本の現状は過疎過密の現象が非常に強うございまして、そのために人口の増加に伴うて、いわゆる水の問題だとか、あるいはエネルギーだとか食糧だとか、あるいは住宅問題だとか宅地の関係あるいは教育問題等が非常に大きな話題になっているのでございます。これはすべて過疎過密の現状から発生した多くの問題でございますので、私たちは、やはり国土の均衡ある発展を図りまして、国民が将来とも安全で豊かで、しかも住みよい、いわゆる日本列島にしなければならないというのが私たちの願いでございます。
 そのためには、まず都市のいわゆる過密の抑制をする政策をとることが第一でございますが、それと同時に、ただいま先生御指摘の、いわゆる過疎地域における振興対策を考えなければいけない。そのためには、まず、やはり雇用の場を与えるということ、そのためには、たとえば新潟県はどれくらいの人口を擁することによって産業あるいは文化の本当の向上になるのかという人口の定住化構想というものを基本にしながら、地方開発というものを図ってまいらなければならないと考えておるわけでございまして、そのためには、どうしても先ほど来、先生の御指摘がございました道路だとか、あるいは鉄道だとか、いわゆる全交通体系、通信体系というものを見直す、あるいはまた教育、文化、医療等の施設を見直してまいらなければならないと思うのでございます。
 それらのことを進めるために、ただいま三全総を策定中でございまして、その中で、できるだけ過密過疎のあり方を是正するようなあり方をつくり上げてまいりたい、こう考えておるのでございます。また一方、狭い、限られた国土を適正に利用するためには、どうしても国土利用計画法にのっとって、投機的な取引を抑えまして、そして地価の安定を図るということが、やはり均衡ある国土の発展につながるものでございますから、そういう点にも十分力を入れて今後、進めてまいりたい、こう考えております。

発言情報

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発言者: 田澤吉郎

speaker_id: 13601

日付: 1977-05-25

院: 衆議院

会議名: 建設委員会