伊藤圭一の発言 (内閣委員会)

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○伊藤(圭)政府委員 いま先生がおっしゃいましたのはまさにそのとおりでございまして、私どもも現在の基盤的防衛力は金科玉条だというふうには考えておりません。しかしながら、過去の私どもの防衛力整備の計画の実施状況を見てまいりますと、いろいろな意味で制約もございましたし、また自衛隊の中の問題もあったわけでございます。たとえば、金をかけて兵器をどんどん増強しましても、これに伴う要員の養成というような問題もございます。また一方に、その人を得られないというような問題あるいは基地の確保の問題、いろいろな問題があったわけでございます。したがいまして、いままで、四次防までは確かに一つの目標というものよりは、いわゆる漸増するということに意味があったわけでございますけれども、現在私どもの自衛隊として最初に達成すべきものは、こういった基盤的防衛力というものを一つの目標にして、厚みのある防衛力といたしまして、その時点においてまた国際情勢を見直しながらいくということも考えられるわけでございますが、現在におきましてはそういった基盤的防衛力を達成して、そしてそれによって平和が維持されるであろうという一つの判断があるわけでございます。そういったことに努力する状況が許容されるような国際情勢であるという判断がもちろんその前提にはあるわけでございまして、その国際情勢の変化というものは、これは常に一張一弛があるわけでございますから、それを見ながら基盤的防衛力の後のことを考えていくべきであろうというふうに考えておるわけでございます。

発言情報

speech_id: 108004889X01619770519_015

発言者: 伊藤圭一

speaker_id: 710

日付: 1977-05-19

院: 衆議院

会議名: 内閣委員会