羽田孜の発言 (農林水産委員会)
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○羽田政府委員 基本的な問題についてお答えをしたいと思います。
今回の日ソ漁業交渉は、ソ連によりますところの二百海里漁業水域設定という新しい二百海里体制の枠組みのもとで始まっただけに、かつてなく厳しい交渉となったわけでございます。
政府といたしましては、かかる世界の厳しい現実は現実として十分直視しつつも、わが国漁業の中に占める遠洋漁業の重要性にかんがみ、漁業外交をさらに積極的に展開するとともに、海外漁業協力を一層推進することによりましてわが国海外漁場を確保することが必要であると考えております。
また、今国会で御審議いただき、また成立を図っていただきましたところの領海法及び漁業水域に関する暫定措置法のもとにわが国周辺水域における漁業面の体制整備を図り、外国人漁業につき適切な規制を加えつつ、沿岸漁場の計画的整備、栽培漁業の積極的展開、漁港及び漁村環境の整備など沿岸・沖合い漁業の一層の振興を図ってまいりたいというふうに考えます。
なお、サバ、イワシなどの多獲性魚の消費拡大、また加工技術の開発など水産物の有効利用を図るなど諸般の施策に積極的に取り組んでまいりたい、このように考えております。