森整治の発言 (農林水産委員会)

⚠️ コピーしたテキストを転載する際は、転載元URL(kokkai-data.com)および原典URL(kokkai.ndl.go.jp)を必ず残してください。発言内容の改変・出典削除は禁止です。 詳細は利用規約をご確認ください。

○森(整)政府委員 この事業によります有明海の海象、漁業に及ぼす影響につきましては、従来からいろいろ検討を重ねてまいりましたけれども、特に学識経験者によります委員会を設けまして、有明海の海象の変化の予測、これと漁業への影響の有無について検討を行っておるわけでございます。そのうち、先ほど漁業への影響というのはまだ報告が出ておらないと申し上げましたけれども、海象に及ぼす影響につきましては委員会の報告が出ております。ちなみにこの委員会の委員長は塚原九大教授でございまして、すべて大学の先生並びに農林省の水産研究所の部長さんも参加をしておるという委員会でございます。
 そこで、まず潮位でございますけれども、大潮時にプラス七センチの影響があるということで、最大潮位が五メートル前後ということでございますから、約一・四%であるという報告になっております。
 それから潮流の問題でございますが、大潮、上げ潮時で潮受け堤防がつくられるわけでございますから、その限られた海域で流速が変化する。北側と南側と言っておるのですが、北側の方で最大秒速十五センチ、南側で最大三十センチというふうに変化をする。それから流向、流れの方向が、締め切りのところで東西流が南北流に変わるが、流向の変化は最大堤防からの距離が約六キロということでせいぜい、せいぜいというのはおかしいですが、沖合い六キロまでの海域で潮流の変化があるけれども、有明海中央部ではほとんど変化しないといっておるわけでございます。
 あとは、漂砂の現象がどういうふうになるかということでございますが、若干……(馬場(昇)委員「質問に答えてください。その辺は後で資料を求めますから。」と呼ぶ)そういうことでございまして、その限りにおいては大きな変化がないというふうな報告と私どもは理解をしておるわけでございます。これはまた見方によりまして、そうでないという御意見があるのかもしれませんけれども、私どもはそういう理解をしておるわけでございます。ことに、漁業に及ぼす影響につきましてはまだ結論を得ていない段階でございます。こういうことでございます。

発言情報

speech_id: 108005007X02819770519_023

発言者: 森整治

speaker_id: 17275

日付: 1977-05-19

院: 衆議院

会議名: 農林水産委員会