飯島宗一の発言 (文教委員会入試問題に関する小委員会)

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○飯島参考人 先ほど私の申し述べたことは、格差と言って表現しておるのは、国立大学だけに限って申し上げているわけではなくて、私立大学も含めた日本全体の大学格差の問題というものは厳存するという趣旨で申し上げました。
 それから、入学試験の問題を考える場合に、先ほど加藤参考人からお述べになったように、国大協も私学の問題を全く念頭に置かないで今日まで議論してきたわけではございません。現在、日本の中で国公私立が一堂に会していろいろな共通的なことを議論できる場というのは、御承知のように非常に乏しゅうございまして、唯一のその機関としては大学基準協会というものが存在しております。この大学基準協会でも、国公私立を通じた入学試験の改革という問題についてはいろいろ御議論があり、その基準協会における入学試験の改革の問題については国立大学協会も従来から御協力を申し上げ、意見交換をしております。それから、今日までの作業過程の中で、きわめてインフォーマルな形でありますけれども、私学関係の少なくとも三つの団体、御承知のように私学はこれまた大学の連合会が三つに分かれておりますけれども、それぞれの団体とも意見交換をしております。したがって、私どもの意識の中で、私立大学を含めた格差解消の方向への努力というものは終始いたしておりますけれども、これは国立大学が私学の問題に対して、もし容喙をするという誤解を受けるような運び方では問題があるということで、私どもは国立大学だけに閉じこもる考えは毛頭ございませんで、今後機会をとらえて、先ほど加藤参考人も申し上げたように、私学の問題も一緒に考えていきたい。
 それから、この共通一次試験が私学と国立ということで格差感を助長するということは、それほど強くはあらわれてこないのではないかというふうに私は考えております。これは見解の問題でございますから、根拠はございません。

発言情報

speech_id: 108005098X00419770406_007

発言者: 飯島宗一

speaker_id: 19364

日付: 1977-04-06

院: 衆議院

会議名: 文教委員会入試問題に関する小委員会