飯島宗一の発言 (文教委員会入試問題に関する小委員会)
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○飯島参考人 それでは初めの部分だけちょっと簡単にお答えして、あとは加藤参考人から具体的なことをお答えいただくようにいたしますが、仰せのとおり、人間の資質、能力に少なくともいろいろなバラエティーがあるということは、私は事実だと思います。これを直ちに一般論として優劣という形で言うかどうかというのは、これは私ども医学等をやっておりますけれども、なかなか容易には決められない。ただ、資質のバラエティーというものに応じてそれぞれのバラエティーを社会が十分に受け入れ、またそれぞれの人がそれぞれの特徴を持った、それぞれに与えられた能力をなるべく豊かに伸ばしていくような形で、高等教育及びその選抜の問題も考えていきたい。ですから、いま格差という形で上下の問題で考えられている事柄をもう少し平面的な場面でのいろいろな豊かな展開という点で考えていけないかということが一般論として私ども考えておることでございまして、物理に非常に能力のある人は大いに物理をやる、しかし、たとえば絵をかくことに非常に能力がある人はそちらを伸ばしてもらいたいというようなことをなるべく多くの、先ほど加藤参考人もおっしゃった多面的な条項、多面的な評価というもので、それぞれを位置づけていくという作業を私ども国立大学関係者も入学試験選抜という場面でも考えていきたいという趣旨でございます。