加藤陸奥雄の発言 (文教委員会入試問題に関する小委員会)
⚠️ コピーしたテキストを転載する際は、転載元URL(kokkai-data.com)および原典URL(kokkai.ndl.go.jp)を必ず残してください。発言内容の改変・出典削除は禁止です。
詳細は利用規約をご確認ください。
○加藤参考人 第一の問題でございますが、国大協がこの点の検討をしてくる経緯においてほかの方からのいろいろな問題があったかどうかということでございますが、これは一言で申しますと、全くございません。国大協、実は四十五年から始まったわけですけれども、私が委員になりましたのは四十六年からでございますが、それ以外は国大協が全くの大学という共通意識において議論を進めてきてこのような結果に到達したということでございまして、その点では文部省なり何なりからの指示というものはございません。ただ、問題ありとするならば、例の改善会議がございますが、改善会議と通称で私ども言っておりますが、そういうところの方で御議論いただいている点は、私どもとしてむしろ主体的にそれを読ませていただいているということはございます。ございますが、この方式を検討してくる過程においては、全く国立大学の教官連中の一つのコンセンサスを得るという努力をこの六、七年間続けてきたということにとどまろうかと思います。具体的なことでもっと御質問がございますればお答えいたします。
それから第二番目の一期校、二期校が共通一次試験をやるということに伴って、一期校、二期校を解消することが出てきたのではないかというお話だと思いますが、実はこの一期校、二期校と、共通一次試験方式というものを考えるに至りました経緯は、国大協の検討の経緯を申しますと、第二常置委員会が入試問題の改善はこの二つの問題があるということをまず最初に認識いたしました。それから検討を進めてまいりましたが、この二つの問題についてそれぞれ別の特別委員会がつくられました。その意味では、一期校と二期校というものの解消問題と共通一次試験問題というものは、検討の経過においては全く独立的に進んできております。現に、一期校、二期校というものを解消して一本立てにすべしという理屈は、国大協としましてはいまから三年前にもうすでに結論を出しております。その時点では共通一次方式はまだ中間報告を出す段階にまでも至っておりません。ですから、この二つの問題は実は質的に非常に違う問題を絡んでおりまして、それぞれ別々に解決すべき問題であるというふうに話の発端がございます。
ところで、この共通一次方式というものを考えるに至りましたときに、いま一期校、二期校を一斉にすべしということは、全体的な入学試験改善という点では、それが非常に無理なく合理的にドッキングをしたということの考え方であろうと思います。
一期校、二期校についてのいろいろなメリット、デメリットについては、いろいろございますが、先ほどその一端を申しましたけれども、その線で一期校、二期校はすでに三年前に、解消すべしというのが国大協の全体的な意見としてまとまったわけでございます。ですから、共通一次試験というものを考えるために一期校、二期校を解消したということではございません。