石野久男の発言 (予算委員会第一分科会)
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○石野分科員 これは核の燃料サイクルを確立する上で、特にプルトニウムに対する日本の追求というのは必死の構えを持っておるという政府の態度はよくわかりますが、保障協定等が今後具体的に批准されるということになってまいりますれば、いまのお話しのように、IAEAが日本のいろいろ検査したものを追検するという態度をとろうとしている。そういうときに私はしみじみ思うのですけれども、美浜のようなああいう状態が業者の間にあったりしました場合には、とてもじゃない、そんな追検どころではない。世界的には信頼なんか与えてくれないんじゃないかというふうに私は思っておりますが、そういう意味でのいわゆる原子力行政上長官が考えなければならない問題、数多くあるんじゃないか。アメリカがクエスチョンマークをいろんな意味において各国に持つ。それは、インドの核実験というようなものに対してこれだけ大きな反応が出てきておるということは、日本が、もし原子力産業をやっておる諸君が安全性の問題等に非常に安易な考え方を持っておったり、それがやがてまた核兵器という問題へもつながっていくというようなことになっても、これは大変なことになるんだという疑義を持つ可能性は出てくると思うのです。そういう意味で、原子力行政上厳粛に厳格にやらなくちゃならない問題は数多くあると思いますけれども、長官は、そういう意味で原子力についての行政上の問題、今日何が一番大切だというようにお考えになっているか、この際、もう一遍ちょっと聞かしておいてもらいたいと思います。