山野正登の発言 (予算委員会第一分科会)

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○山野政府委員 細部の点につきまして、若干補足説明を申し上げます。
 事故が起これば再修理に入港するのかという御質問でございますが、これは恐らく出力上昇試験以降、実験航海を行っておる間におきまして故障等があった場合にどこで修理するかという御趣旨かと存じますけれども、故障の起こりました場所あるいは故障の態様、内容によって修理をする場所は変わってこようかと存じます。たとえば新しく決まった定係港で修理する場合もあるでしょうし、あるいはまた洋上で修理可能なものもあると思いますし、また何らかの特殊事情で、たとえば佐世保港において修理をするということが必要な場合も、あるいは仮定の問題としてはあり得るかもしれませんけれども、現在、佐世保市並びに長崎県にお願いをいたしておりますのは、昨年の二月に工事の内容をしさいに添えてお願いをしました範囲内においてでございまして、将来、このような事故、故障等が起こりましたときを含めて修理港受け入れをお願いしておるわけではございませんので、今回幸いにして御了承いただきまして、受け入れるという御返事があったといたしましても、それをもって自動的に、将来必ず修理は佐世保港で行うということにはならないと考えております。
 それから、定期修理はどこでやるのかという問題でございますが、これは恐らく新しい定係港において大部分の定期点検といったふうなことはやることになろうかと思います。それから船底等、船としての定期修理、定期点検というのは、しかるべきドックを持った造船所において行うということになろうかと存じます。これが佐世保港になるかどうかというのは、先ほどの故障の関連で申し上げたのと全く同じ考え方でございます。
 それから、次の実験船や実用船の建造計画があるかという御質問でございますが、世界的に現在言われておりますのは、一九八〇年代の後半には本格的な原子力船時代が来るであろうと言われておるわけでございまして、ここ一、二年の間に実用船の発注があるものというのが世界的な通説になっておるわけでございます。先般も新聞によりますと、六十万トンクラスのタンカー三隻の仮発注が外国において行われたといったふうなこともございます。そういったふうな世界的な情勢でございますけれども、わが国におきましては、現在の原子力船「むつ」に続く第二船の具体的な計画というのはまだございませんけれども、昨年、原子力委員会で組織されました原子力船懇談会の結論によれば、この「むつ」に続きまして、民間を中心として第二船の建造を始めることになるであろうという予測がございます。ただ、具体的な計画はきょう現在まだございません。
 それから、この点検、修理の予算の関係の御質問でございますけれども……

発言情報

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発言者: 山野正登

speaker_id: 14747

日付: 1977-03-12

院: 衆議院

会議名: 予算委員会第一分科会