鳩山威一郎の発言 (外務委員会)
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○国務大臣(鳩山威一郎君) 御指摘のように、二百海里をアメリカ並びにソ連が国内法で実施をした。アメリカの二百海里の立法の動きにつきましては、アメリカの国柄でありますから、日本としても十分にわかっておったわけでございます。国連海洋法の進展がなかなか結論が出ないということもあって、議員立法の動きに対しまして、大統領といたしましても拒否権の発動ができなかったと思います。そういう事態に対しまして、日本といたしましては、この海洋法会議の結論が出る前に単独で措置をされることにつきましては、日本としては極力説得に努力をしておったところでございます。しかし、事態は急転をして議員立法の成立を見て、特にただいま御指摘のようなアラスカの議員の熱心な方がおられまして、ついに法案が成立をしたというのが御指摘のとおりな経過でございます。
外務省あるいは在外公館といたしましても、農林当局と連絡をとりながら努力をしたところでございますけれども、事実はいま御指摘のような経過になったということでございまして、いまここでいろいろ言いわけめいたことは申しても仕方がありませんけれども、努力を続けておりましたけれども、このような経過になったということでございます。
わが国自身といたしまして、国会の御配慮によりまして、五月二日にわが国といたしましても、漁業水域に関する暫定措置法を急遽お認めをいただいたことにつきましては、厚く御礼を申し上げる次第でございますが、対処のおくれましたことにつきまして、これは大変残念なことであると言うほかないと思います。