石橋一弥の発言 (社会労働委員会)

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○石橋(一)委員 私は、自由民主党を代表して、ただいま議題となっております健康保険法及び船員保険法の一部を改正する法律案及びこれに対する修正案につきまして、修正案及び修正部分を除く原案に賛成の意を表するものであります。
 医療保険制度を取り巻く諸情勢を見ますと、人口の老齢化の進展、医療の高度化等により医療費はますます増大することが予想される一方、わが国経済の安定成長への移行に伴って保険料収入の方はかつてのような大幅な伸びは期待できない情勢にあります。
 今後の医療保険制度につきましては、このような情勢を踏まえて、真に国民生活の安定に寄与し得る給付のあり方と、これを支え得る負担のあり方の検討を急ぎ、一日も早く充実し、かつ健全な制度を確立する必要があります。
 しかしながら、健康保険の財政状況を見ますと、現在すでに窮迫した状況にあり、制度の運営に重大な支障を生ずることが懸念される状態になっております。このような事情を考慮するとき、健康保険制度の当面の円滑な運営を図るため、この法案を成立させることは、必要不可欠なものであると考える次第であります。
 われわれは、以上のような政府原案の趣旨を一応了としながらも、現今の経済社会情勢等にかんがみ、
 第一に、政府管掌健康保険の特別保険料の料率を千分の二十から千分の十五に引き下げ、被保険者負担分の五分の一を当分の間免除し、免除された額に相当する額を国庫が補助すること。
 第二に、健康保険組合の特別保険料の料率を千分の二十の範囲内から千分の十五の範囲内とすること。
 第三に、国民健康保険組合に対する国の補助を、組合の財政力等を勘案して、療養の給付費等の額の百分の四十に相当する額に達するまでの範囲内において、増額することができること。
 第四に、施行期日を昭和五十二年十二月一日に改めること。ただし、国民健康保険組合に対する国の補助に関する改正規定は、昭和五十三年四月一日から施行すること。とすることが必要であると考える次第であります。
 以上のように、今回の改正案及び修正案は、医療保険制度の健全な運営を図り、かつまた、今後における医療保険制度の抜本改正を円滑に進める上からも、ぜひとも必要な改正であり、わが党としては、修正案及び修正部分を除く原案に賛意を表するものであります。(拍手)

発言情報

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発言者: 石橋一弥

speaker_id: 18342

日付: 1977-11-01

院: 衆議院

会議名: 社会労働委員会