恩田幸雄の発言 (商工委員会)

⚠️ コピーしたテキストを転載する際は、転載元URL(kokkai-data.com)および原典URL(kokkai.ndl.go.jp)を必ず残してください。発言内容の改変・出典削除は禁止です。 詳細は利用規約をご確認ください。

○恩田政府委員 沿岸漁場整備促進につきましては、来年度予算では、従来七カ年計画でございましたものを少なくとも一年は縮めたいということで、現在大蔵省に要求中でございます。
 次に、失業者の関係でございますが、これについてはいままだ兼業その他の関係で完全に数字が出ておりません。まだ減船されたものでもほかの漁業に従事しておる関係がございまして、あるいは一部整理が完全に合意されていないと申しますか、船が決まっていないという状況もございまして、数字としてはつかんでおりませんが、私どもが最近北海道庁を通じていたしました調査では、北海道関係で千二百名の減船による整理の者が出たと聞いております。そのうち約千名がやはり海上に従事しておりまして、約百三十名が陸上に就職した、このように聞いております。
 次に、沿岸漁場の整備のお話でございますが、先生御指摘のように、日本の近海は十分利用されるほどまだ開発していないと申しますか、いわゆる漁労作業としてはその地点で十分行われておるわけでございますが、積極的な増殖の手段についてまだ十分行われていないところが二百メートル以浅で千二百万ヘクタールほどございます。
 このうち、私どもが現在沿岸漁場整備開発で促進しておりますのは、現在の海上におきます土木技術あるいは環境整備技術と申しますか、そのようなものの関係から、大体五十メートル以浅が開発可能となっております。この面積を申し上げますと、約四百四十万ヘクタールほどになりまして、私どもが今回七カ年計画でやっております沿岸漁場整備促進につきましては、やはり五十メートル以浅を特に中心に置きながら積極的に開発してまいりたい。
 この数字は、いわゆる施設をやるもののほかに、栽培漁業その他によりまして種苗の放流等による積極的なものもこの地域で開発してまいりたいと思いますので、それらを合わせまして、生産量としては、現在沿岸漁場整備で大体七十万トンほどの増産が可能だと思いますし、そのほか、栽培漁業につきましては、現在の事業をさらに促進することによって相当の数量が上げられるものと考えている次第でございます。

発言情報

speech_id: 108204461X00819771115_015

発言者: 恩田幸雄

speaker_id: 24833

日付: 1977-11-15

院: 衆議院

会議名: 商工委員会