嶋崎譲の発言 (文教委員会入試問題に関する小委員会)

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○嶋崎小委員 しかし、この附帯決議の第一に言っていることは、第一次テストは予備選抜であってはならない、足切りはいけませんよと言っているわけですね。現実は御報告にあったように足切りになっていますね。それで第二次試験の科目については、一次とのいわば総合的な判定で、二次については科目は減らし、しかも大学の専門に適するような適性を調査していくような試験の仕方になることが望ましいと言っているわけですね。しかし実際は、御報告にあったように、足切り問題は、大体旧制の帝国大学を中心にしまして現実はほとんど足切りですね。同時に、二次の試験科目についても、先ほど要望があったように、さらに一次と同じような五教科七科目というような試験が現実に行われようとしていますね。そうすると、現実に高等学校の側から見まして、この国会での附帯決議の趣旨から見て、少なくとも再来年出発しようとしているこのテストの現状から見れば、われわれ立法府の側から言いますとこの附帯決議の趣旨は空洞化している。大学の側だけ考えているわけじゃありませんし、高等学校の後期中等教育を非常に重視しておりますし、同時にまた国民の、父母の立場をわれわれ代表しているわけですから、そういう意味で、大学の論理というよりも、高等学校の側並びに父母、父兄の側から見たこの入試の負担というものを考えてみてこの附帯決議をやったわけですから、そうしますと、ここに現実にはこれが空洞化していると私たちは判断をしているんです。そういう意味で、足して二で割るような御意見じゃなくて、よくしていけばいいんですから、ここの場の問題じゃなくて、率直な意見として、現実にはさっき出された森さんの三点というのはこの一、二、三の趣旨が生きていないということをおっしゃっているわけだから、そういう意味で空洞化というふうにわれわれは認識していますけれども、そういう認識は妥当でしょうか。

発言情報

speech_id: 108205098X00119771101_013

発言者: 嶋崎譲

speaker_id: 860

日付: 1977-11-01

院: 衆議院

会議名: 文教委員会入試問題に関する小委員会