森武夫の発言 (文教委員会入試問題に関する小委員会)

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○森参考人 お答えいたします。
 私は、ここまで一応レールに乗って走り出したこの大学入試改善という機関車を、この進行をとめてはいけないというのが率直な感じでございます。すべての状況が五十四年をめどにとにかく動き始めているわけです。私たちも地方八ブロックを回りますと、いまのような御意見もないわけではございませんでした。ただ、私はそのときに、現在は高校二年生以下には、君らのときから新しい大学入試改善の方向で受験をするんだよ、当初一応予定されるのはこういうようなスケジュールで行くであろう、内容的にもこういうふうに来るであろうというような説明をいましている最中でございます。
 そこで先ほどの問題点は、高校の正常な教育を阻害しないために、いまの高校三年生の授業がほぼ全国的に終わる二月上旬以降に共通一次をしてください、こういう要望をしますと、あと五十三日というコンピューター処理を含む機械的な期日か全然詰まらないのです、一回やってみないと。これがあるために、こっちを押しますとあと二次試験をやる時期と合格発表の時期が自動的に後ろへずらされる、こういうにっちもさっちもいかない物理的な条件のために関係者がいま非常に苦悩を深めておるわけです。ただそれをどのようにやるか。第一回戦のときになるべく高校教育を正常化するために、二月上旬以降にしてくださいと言っているのは私はそこの押さえを言っているのでして、こうやりますと、途中の二次試験、合格発表の時期が必ず後ろへ押し下げられるわけです。押し下げられるとどこへ響いてくるかというと、御承知のように、いままで大体受験戦線が定着している私立大学入試の発表と絡んでくるわけです。そこでこのことが非常に絡みがあってむずかしい。ただ、それがあるからといって、もういよいよ五十四年をめどに、高校二年生よ、おまえらは新しい大学入試の線で行くんだぞと言っているものを、がらりと一年なら一年、二年なら二年延期だよと言うと、これはむしろ生徒及び父兄に対する不信感を増す。何で決めたのをまたひっくり返すんだ。いまもめているのは、いまの技術的な、高校教育正常化のために皆さんが一緒になっていろいろ苦しんでいただいている、そういうふうに私は理解しているので、この方向をやめちゃえ、決定的に理想案が出るまではストップだ、こういう言い方が極端な場合には出てくるかと思いますが、私はそれはとらない。

発言情報

speech_id: 108205098X00119771101_016

発言者: 森武夫

speaker_id: 27691

日付: 1977-11-01

院: 衆議院

会議名: 文教委員会入試問題に関する小委員会