長谷川四郎の発言 (建設委員会)
⚠️ コピーしたテキストを転載する際は、転載元URL(kokkai-data.com)および原典URL(kokkai.ndl.go.jp)を必ず残してください。発言内容の改変・出典削除は禁止です。
詳細は利用規約をご確認ください。
○国務大臣(長谷川四郎君) ただいま局長から御答弁申し上げましたように、沿道環境の保全、こういうような点で、もう思ったよりも防音装置とかいろいろな面で多額な費用がかかっているということと、用地買収にもたくさんかかるというような事態を迎えておりますので、その点に十分配慮しながら第八次道路整備を行ってまいりたいと、こういうふうに考えておるわけであります。申し上げるまでもなく、わが国の道路整備が昭和二十九年から始まりまして今日に至っておるのでございますけれども、なかなか思うような進み方がしないといったのはいまのような理由でございますが、それから以来二十年間、また全国津々浦々に多くの問題が山積しておりますので、その立ちおくれている現状等を十分観察いたしまして、その上に立って今後の県、国道のその目的を達していかなきゃならぬと、こういうことでございます。国、県道の総延長が約十六万キロメートルのうち、大型車が現在満足にすれ違えない道路がまだほぼ半分であると、八万キロあるというようなことでございまして、住宅やダム、下水道など各種の公共事業を生かすための関連事業として大量の道路整備を緊急に実施する必要が生じていること。それなどは一例にすぎませんけれども、このような現状を打開して道路整備のおくれの回復を図りながら国民の強い要望におこたえ申し上げていきたい、このように考えておるわけであります。
第八次の道路整備五カ年計画では、防災、震災対策や歩道の整備、道路交通の安全確保とか、あるいはバス路線の整備や交通不能区間の解消などの生活基盤の整備を行ってまいりたい。したがって、環境対策や緑化対策、交通渋滞等の区間解消などの生活環境の改善もあわせて行ってまいりたい。そのほかに高速道路、国道など国土の発展基盤の整備も当然行っていかなければならない問題であり、路面の補修とか、あるいは清掃あるいは適切な交通管理や情報の提供などの維持管理の充実も図ってまいりたい。こういうような考えのもとで計画的に道路整備を図る考えでありますが、総額は御承知のように二十八兆五千億の投資規模を考えておるのでございます。その投資規模は、道路整備のおくれの回復を申し上げたように図って、国民の道路整備に関する強い要請におこたえ申し上げたい、こういうふうに考えておるところでございます。