渡辺美智雄の発言 (社会労働委員会)

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○国務大臣(渡辺美智雄君) 確かに安恒議員から御指摘のように、四十六年の抜本改正の答申、社会保険審議会の答申は、今回答申されたものと非常に似ているところがたくさんございます。しかしながら、ただいま局長からお話しをいたしましたように、家族給付の引き上げをやったということばかりでなくして、保険で確かに予防、診断というようなものは取り入れてございませんが、そのかわり公費負担の面においていろいろな健康診断をやっております。また、僻地、救急等におきましても、ことしなどは去年の四倍ぐらいの予算を拡充をして、五カ年計画でスタートさせるというようなことなど、全然やっていないわけではなくて、やっておることはやっておるんです。やっておるんでありますが、やり方が足らないということだろうと私は思うのでございます。しかしながら、ただいま御指摘になったように、いろいろな問題点が大きく出ておりますから、今回は、これはもう何が何でもやらなきゃならないという段階に来ておることも事実でございまして、全部やれなかったのは力がなくてやれなかったのか、熱意がなくてやれなかったのか、意見がまとまらなくてやれなかったのか、いずれにしても全部できなかったことは事実でございますから、その点は、私はかぶとを脱いでいいんじゃないかと思っている、実際の話は。したがって、われわれとしては今度は不退転の決意でこの予防の問題やあるいはリハビリの問題等も含めた、総合的なひとつ医療制度を確立していこうと。それと同時にやはり自分の健康は自分で守るということも必要でございますから、そういうような点が足りない面もありますので、やはり国民総健康づくり運動ということにも力をうんと入れていきたいということで予算要求を出しておるような次第でございます。
 どこに原因があるかと言われましても、なかなかこれだけが原因だというはっきりしたことは申し上げられません。申し上げられませんが、確かにおくれておる面もあるので、今回は不退転の決意でやりますということを申し上げる以外にないと存じます。

発言情報

speech_id: 108214410X00519771115_018

発言者: 渡辺美智雄

speaker_id: 9286

日付: 1977-11-15

院: 参議院

会議名: 社会労働委員会