高沢寅男の発言 (外務委員会)

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○高沢委員 そうすると、再度にわたってお尋ねしましたが、公表はしない、こういう大臣のお答えでありますが、それはそれとして、私はその内容として考えられることについてお尋ねしたいと思うのであります。
 四島の返還ということは当然その草案には織り込んである、こういうふうなお答えであったわけですが、この千島あるいは南樺太という関係については、サンフランシスコ平和条約の第二条(C)項で日本はそこに対する権利、権原、請求権をすべて放棄する、こういうふうなことになっているわけであります。これはすでに国際的に成立をしているサンフランシスコ平和条約であるわけですが、その千島、南樺太に関するすべての権利、権原、請求権を放棄するということと、この四島返還と言われる政府の立場との関係を私は改めてお聞きしたいと思うわけです。私が記憶しているところでは、このサンフランシスコ条約が結ばれて日本の国会の承認を受けたその国会の当時の論議の中で、択捉、国後、つまり南千島は放棄した千島の中に入っているのかどうか、こういう議論がありまして、当時の吉田内閣の西村条約局長のお答えでは、放棄した中へ南千島は入っている、こういうふうな答えがあったと思うわけですが、このことと、いま択捉、国後、まあ歯舞、色丹はもちろんでありますが、そういうふうな返還要求をされることとの関連は国際法上どういうことになるのか、お尋ねをしたいと思います。

発言情報

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発言者: 高沢寅男

speaker_id: 6418

日付: 1978-03-29

院: 衆議院

会議名: 外務委員会